2007年4月5日木曜日

一級の審査

 4月4日。合気道の昇級審査。

 論文の締め切りやら、課題の提出やら、なにより研究所の業務の関係で、ばたばたし続けていて、ろくに周りを見渡す余裕もないまま3月がすぎ、4月になってしまった感。

 それでも、審査の日はやってくる。

 とりあえず、無事に合格したようで、晴れて1級になれそうです。黒帯まであとひとつ。

 武道をして段を取るという自分をイメージしたことがなかったので、不思議な感じ。なにせ、小学校のときにやっていたスイミングも、習字も中途半端なところで挫折したから段なんて、雲の上にあるもんだとばかり・・・。不思議だ。



 精神状態

 審査のときは、どうもいつもの稽古と精神状態がちがうようだ。

 審査前の稽古は、技術的に「うまくなる」ためのものというよりも、精神的に「高めていく」「はりつめていく」ことになる。

 自分より下のクラスの人と組んだとしても、相手の方に降りてあわせていくのではなく、気持ちを切らないようにしている自分に気がついた。

 これは、自分ひとりでは、なかなか作れない集中力だと思う。

 試験や、試合といったカベが、精神的な高みを経験させてくれるのだろう。

 



「宗教」・「カルト」を扱う講義をするので

今日の龍谷大学文学部で担当している「伝道学特殊講義」(学部3・4回生対象)は、講義で指定しているテキスト 『基礎ゼミ宗教学(第2版)』 。今回は、第9章の「カルト問題」にどう向き合うか?―カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール」を扱う予定。  数年前に大阪大学が、大学としてのカ...