2007年10月20日土曜日

休日出勤

宗学院の発表の準備のため、現在研究所、参籠中。



午前中に法務を終えて、午後からは京都に来ました。

この研究所は、休日に来ても数人は出てきています。みんな、色々抱えて忙しそうです。



文献を検討中。

普段からちゃんと研究していれば問題ないのに。

なかなか、面白いかもと思える点がちらほら。







 日経アソシエの記事で、某葬儀会社の専務さんが取り上げられていた。MBOを取得した人で、葬儀業界の改革に乗り出そうとしている云々という。

 そう、お葬式の形も、いまのままで安穏と呼ばれて、お経をあげて帰ってくるだけではいけないと、思うのです。お坊さんも、変わらねば。

 そういうことを考える勉強会も必要だと思うのです。





2007年10月19日金曜日

@講師控え室

 龍大の中で無線LANを使えるように設定してもらった。

 レッツノートも快適に稼働中。



 講義を終えて、現在講師控え室。深草から大宮へ帰るバス(学舎間移動)の時間を待っています。



 雨の日は、こころなしか講義に来る学生が減っているような・・・。



 講義を終えた後は反省ばかり。

 自分が面白いと思うことを、人に面白く伝えるということは、なかなかむずかしい。



 なにが重要で、なにが重要でないかということを峻別して伝えることが出来れば、講義の9割はできたようなものだ。(研究になるとそうはいかないけれど)



 重要なことを、面白く印象に残る形で伝えることができればよいわけだ。







 硬くなりすぎていたかもと反省する。

 もっと面白いものを出してもいいのかもしれないと、ひとり竊かにほくそ笑む。





今日の講義の準備の段階で『天正三年記』という実悟の書いた文献を読んでみた。

順如上人が裸踊りを披露した段などは、意外性抜群で面白い。これなんかを、生で講義で見るとおもしろいのかもしれない。



��10/20若干改訂)

2007年10月14日日曜日

千日回峰行

 今朝の新聞に、星野さん明王堂へ堂入りのニュース。



 満行の暁には、不動明王の化身とし信仰の対象となるとの記事も。

 一週間前には、この方とお話をすることができたわけだ・・・。そうおもうと不思議な気持ちになる。

 記事で見るのと、実際にあったあの方との間にはなんともいえない隔たりがあるように感じる。

 

 無事に満行して出てきていただきたい。



 星野さんが命がけの行にいこうとしている、その周りでは手を合わせる信者の人々。

 井上靖の『補陀洛渡海記』-フダラク渡海へいかされてしまう上人の内面を描いた小説-を重ねてしまう。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000030-kyt-l25&kz=l25







 ぼくが、枝豆が未熟な大豆であることに驚いていた時には、星野さんは堂の中で第一日目の夜を過ごされていたかと思うと、なんともいえない、なさけないような気分になる。

2007年10月10日水曜日

仕事の能率と睡眠時間の比例

たっぷりの睡眠をとった日は、一日充実してすごせる。

仕事も集中してこなせる。



ただ、最近はたまった仕事と、自転車操業の工事の準備、自分の研究とすべきことが山盛り。

睡眠時間を削らざるを得ない状況もある得るわけで・・・。



もちろん、仕事だけするために生きているわけではないから、息抜きも趣味にも時間は使いたい。



「最も効率よく、集中して仕事ができて、しっかりと余暇の時間もすごせつつ、十分な睡眠をとる一日のすごし方」を探しています。



そう、まだ一番ぴったりくる一日の過ごし方が、見つかっていないのです。

2007年10月9日火曜日

比叡山

 土曜日、比叡山に行ってきた。

 仏教学のM先生とのろたんと、Oさんの引率で、龍大の学生さんと一緒に。

 京都駅からバスに乗り、比叡山のバスセンターへ、そこから無動寺谷、東塔、西塔、横川と歩いて移動し見学。



 のろたんさんに、法華大会を見学に行くので云々とお誘いいただいて、参加。

 比叡山に行くのはこれで、都合4~5回目くらいか。行く度に、ちょっとづつ新しいことを覚えられるので、よい。

 それでなくとも、山の空気を吸いながら歩くのはとても楽しい。



 一番貴重だったと思われることは、偶然、現在回峰行中の行者さんのお話をうかがうことができたこと。無動寺のご住職をされているそうで、13日から堂入りをされるらしい。

 堂入りとは、回峰行の中でもっとも困難な行で、9日間、一切の飲食を絶ち、不眠不休で堂にこもる行のこと。行者さん(ホシノさんと仰った)も、生きて帰ってこれるかどうかわからないと仰っていた。

 印象的に残るお話がいくつもあった。

 自分で望んでしている行だから・・・と仰っていたこと、

 山にこもって行を行う生活をすることより、世俗の生活のほうが困難ではないかと仰っていたこと、

 などなど。

 外見と、まとわれている雰囲気にも独特なものがあった。もしかしたら、わずらわしいこと一切を離れて山の中で、修行にあけくれる生活を送られているから、清らかでいられるのかもしれないなどと思う。

 そういえば、修行について、仏を目指して行を行うものと思っていたが、「仏になってしまってはいけない」と仰っていたことも印象的だった。





 下山後、のろたんとOさんと、食事を共にする。

 とてもたのしい夕食でした。 



 多謝、多謝。





2007年10月5日金曜日

時代遅れ

 先ほど家に帰ってきて、ちょっとだけテレビを見ていたら、「新婚の矢井田瞳」とテロップが出て、ヤイコがインタビューされていた。

 ん?新婚? 結婚したの? いつ?



 ネットで調べると「7月28日」だそうで。

 そのころといえば。。。 北京で一人徘徊していた頃だ。なるほど、知らないわけだ。

 二ヵ月後にやっとこ世間にちょこっと追いつけた。



 明日の講義の準備が追いつかない。 もうちょっとがんばらねば。

「宗教的な救い」とはなにか?

・先週は宮崎先生と対談でした  先週の土曜日 4月13日の午後は、相愛大学の企画で、宮崎哲弥先生の講義にゲストスピーカー・対談相手として、登壇させていただく機会を得ました。  以前このブログでもご案内していたこちらです。  【登壇情報】宮崎哲弥先生と対談します。 https://...