実行委員のメンバーとして関与している「meets the 福祉」。
5月17日の夜に、第1回目の公開ワークショップが実施されました。
さまざまな障がいを抱えていらっしゃる方、それから手話などのサポート、支援の方たちと一緒に、どう11月の「福祉まつり」を迎えるか、ワークショップをおこなった。
いろいろなアイデアや視点がでてくる。
日頃なんとなく過ごしていては、考えもつかなかった視点が、
ハンディや不便さの点から提示されて、ハッとする。
おなじグループにいらっしゃった方。
行事・イベントで不便に感じたことはなにか?
ということを提示し合う中で、
障がいのために「そもそも参加しないから、不便に感じることもない」
「参加しても一人になることがおおく、コミュニケーションができないから、いかない、いっても帰ることが多い」という方がいらっしゃった。
しかし、この日の「meets the福祉」のワークショップには、
ウェルカム感がある。
みなさんが、ちゃんとコミュケーションをとろうとしくてれるから
「きてよかった」といってくださった。
その言葉を聞いたときには、ふるえるような思いがした。
自分たちがその方から認めてもらえたような思いがした。
いろんな方がいらっしゃることを想定しながら、準備をしている。
もしかすると、漏れているかもしれない「だれか」がいるかもしれない。
「だれか」にとっては、居心地のわるい場所になってしまっているのかもしれない。
だとするならば、それは僕たちが「みんな」というその「みんな」の中その「だれか」を含み切れていなかったということかもしれない。
もちろん、すべての人をふくみこめる「みんな」というのは、到達し得ない「理想」・「理念」なのかもしれない。
でも、来てくれる人が楽しくいられるように、きてよかったといられるように、「みんな」をできるだけ広げられるようにしながら、11月を迎えようとしているこの行事は、自分にとっての「みんな」に対する想像力を大きく広げてくれてもいるように思う。
https://www.facebook.com/meetsthefukushi/
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