http://www.hongwanji.or.jp/project/recruit/r002529.html
こちら、今年の1月に開催されていた前期に引き続く、後期のスケジュールの3日間。
スケジュールは添付の通り。
本願寺派の僧侶だけではなく、他派からの参加もあった。伝統仏教教団が公式にはなかなか扱うことのない、「性」(セクシュアリティや性行動、性行為)や「依存症」をはじめとした社会の「実態」に視点を向けさせてくれる、重みのあるプログラムだったと感じています。
一方で、レクチャーで与えられた知識を盲目的に追従するのではなく、ちゃんと自分で、自分自身の前にいる人、目の前にある課題に向き合うことも同時に求められるようにも思いました。
とても簡単に手を伸ばすことのできない問題、可視化されづらい生きづらさが社会のなかにはまだまだあることを改めて感じずにはいられない、前期後期の課題でした。
僕個人としては、産婦人科の先生が語られた妊娠・中絶についてまったく無知だったこと―11週を境にその前後で対応がまったく異なるものになってしまうという制度の実情―に、そんなこと現実があったのかという驚きとおののきがあったことが印象的でした。
動こう、動きたいと思っている寺院関係者、そしてすでにいろいろな活動や現場にいる人もたくさんいて、そういう人たちと少なからずつながりをもてたことも大変有意義だったとおもいます。