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しわす

いつになく忙しい十二月。 気がつけば、あっという間に月末。 今月はいつも以上に人前で話をさせてもらう機会が多かった。 5日結婚式司婚 8日組内住職会・講師 18日報恩講出講 19日結婚式スピーチ 25日カルチャーセンター出講 人前で話をするのを考えるとき、いいアイデアがさくっと出るときと、 ギリギリになっても何を話すべきか迷いが生じる時がある。 今月は、後者が多かった・・・。

接続詞

 接続詞の使い方に人の思想はあらわれる。  たとえば、「だから」と「しかし」  順接・逆接と全く反対の言葉であるにも関わらず、同じ文脈に使うことができる。    アイツが憎い。「だから」・・・。  と言えるが、  アイツが憎い。「しかし」・・・。 とも言える。  自分は正しい「だから」・・・。とも、自分は正しい「しかし」・・・。 とも言える。    どの接続詞を使うかで、次にくる言葉が変わる。  文脈上の正誤はあっても、  状況に対してどの接続詞を使うかということについて正解はない。  「だから」を使う理由があればそれと同じだけ、「しかし」を使う理由もあるはずだ。  僕たちは、自分の都合のいい方の接続詞しか、頭に思い浮かべないことが多い。  立ち止まることが必要だ。    いまこういう状況だ。「だから」なのか。「しかし」なのか。  自分の都合のいい方に、やすきに流れることを戒める。  結局、僕たち人間は、なんとでもいえるのだ。  僕たちが振りかざす論理は、結局「虚仮」なのだ。

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