2005年5月13日金曜日

感傷的?

夜中に二時。 草木も眠る丑三つ時。



家への帰り道。 幼いときからよく通り、眺めていた川、藻川。



なにがあったというわけではないけれど、中学時代なんかは、わざわざ

家から自転車で10分ほどかけてこの川の堤防まで来て、ぼけーっと

流れ行く川を見てすごすことがあった。



久しぶりに見た景色。



しばし立ち止まり、腰かけ、川をながめる。







もう13年。



夏には、みんなで集まって花火をしたなぁ。



あいつと自転車をこいでたら、あの場所で、だれかさんのデート現場を目撃したなぁ。w



感傷的な思いに耽る。





十年以上経つのに、川の様子はあまり変わっていない。

町の状況は大分変わってきてるのに、この周りだけは、川の水のように

ずっと同じ時間を保っているんじゃないかと思えるように。





変わってきたのは僕のほう。





春の日に、川の流れと土手の青葉と、

それらが自分の中に溶け込んでくるように感じていた若い日は、

どれも、自分の外側にあるように感じて。





5b373754.jpg

0 件のコメント:

コメントを投稿

「宗教」・「カルト」を扱う講義をするので

今日の龍谷大学文学部で担当している「伝道学特殊講義」(学部3・4回生対象)は、講義で指定しているテキスト 『基礎ゼミ宗教学(第2版)』 。今回は、第9章の「カルト問題」にどう向き合うか?―カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール」を扱う予定。  数年前に大阪大学が、大学としてのカ...