月参り。
月参りをしていると、いろんなお家に上げてもらえます。
お家に入れてもらい、お仏壇の前でお勤め。
そのあと、すこしばかりお話をするというのが、ベーシックな「月参り」の形。
しかし、どこにいっても同じような対応ではいけないと最近とくに思う。
その方の「お坊さん」に対するイメージ。
「僕」に対するイメージ。
「お仏壇」・「仏事」に対して持っている感覚。
かかえておられる「苦しみ」
いろんな要素が絡み合って、いろいろな付き合い方や、期待・ニーズが現れてくるのが月参りという
仏事の現場。
お寺との付き合いの長さや、その他いろいろな要素はあるけれど、
「どこのうちでも同じようにやっていれば大丈夫」
ということは決してなく、また、絶対的な正解もなく。
手探りで勤めを果たしつつ、常に僧侶とは何かが問われているような感覚。
そして「わかった」と「わからない」の間をずっと行ったり来たりしながら努め続けるような。
ブログのテンプレートを模様替え。
緑色になりました。
2009年8月24日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
「宗教」・「カルト」を扱う講義をするので
今日の龍谷大学文学部で担当している「伝道学特殊講義」(学部3・4回生対象)は、講義で指定しているテキスト 『基礎ゼミ宗教学(第2版)』 。今回は、第9章の「カルト問題」にどう向き合うか?―カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール」を扱う予定。 数年前に大阪大学が、大学としてのカ...
-
非常勤講師としてお世話になっている相愛大学で、以下の講演会があります。 第一回のゲストスピーカーとして、登壇させていただくことになりました。 (添え物なので、ちょろっとです。) ご期待にそえるかどうかわかりませんが、 お寺での活動や、宮崎先生がお話しされたことなどから、対談をさせ...
-
◎ 答えずらい質問 よく聞かれる質問に、「お布施はどれほどしたらいいですか?」と聞かれる。 この質問に具体的にこたえられるお寺・僧侶もいらっしゃる。あるいは、ホームページ等に明示的に書かれていることもある。 しかし、正直言って、なかなか具体的にどれだけしてくださいとは答え...
-
業界に詳しい知人と話していたこと。 テレビCMなどでバンバンと流れている、さるグループ・系列の葬儀会社の実情がとてもひどいという話が流れてくる。 具体的にはかけないが、内容がひどい、高額請求がひどい、うたい文句と実情がかけはなれている・・・など枚挙にいとまがない。 一...
0 件のコメント:
コメントを投稿