お参りを終えて、当日の午後に翌日の予定と、イベントの予定を確認して、えいっと決めて東京に身一つで向かったような参加の仕方。それも楽しい。
会場に向かう道中から、すれ違う人たち――おそらく会場から駅に向かう個人、カップル、家族、グループ それぞれが多様なあり方を象徴しているように感じられて、「多様なあり方」を象徴するかのようなイベントにいま向かっているのだということを感じた。
会場に入ったのはすでに夕刻(17時過ぎ)だったが、ちょうどパレードが会場に帰ってくる時間でもあって、とても賑わっていた(しかし、知人に聞いたところでは、ピークの状態ではもっとすごかったらしい)
誰もがしる大企業が大がかりなブースや仕掛けをだしていたり、ライブ・パフォーマンスがステージと大画面で映し出されていたりで、フェスの雰囲気でとても楽しい。
会場がひろく、全体の配置やどこになにがわからずうろうろとしてしまう。電話で連絡をとってなんとか龍大のブースに到着。そこから、知人何人かと顔をあわせることもでき、知人を紹介してもらったり、あいさつを重ねたりしながら、その場の雰囲気を楽しむ。
ちょっと会場を歩くだけでも、いろいろな人がいる。いろどりや、装い、あるいは生き方がさまざまであることを、ただ歩きすれ違うだけで感じる。
もしかすると、人によっては、受けいれがたいとおもうことがらや、ありかたもあるかもしれない。しかし、それらが「机上」や「空想」ではなく、いま目の前に一人の人のあり方として現前にある。だれかに受けいれてもらう、もらわないという問題ではなく、「あり方」としてすでにある、いるということが、現に示されているようにも思われた。
人と顔を合わせ、あいさつを重ねることも楽しい。
その場にいる多くのひとが、久しぶりに会うひととあいさつをし、言葉を交わしているようでもあった。全国に散らばる知人と顔を合わせる場であったり、再会を果たし、再会する約束を重ねる場となっている。人と会い、人とつながる場としても大いに機能しているような思いがした。
まだ、言語化できるまでに至っていないこともあるけれど、あの場に身を置いてみることで感じられることが少なからずあった。
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