池内恵『イスラーム国の衝撃』(文春新書)

池内恵『イスラーム国の衝撃』(文春新書)

ふらっと立ち寄った本屋さんで発見。
 昨今の事件を自分なりにも消化したい思いが、ふっとでてきた買った。
 集中して、1泊2日で読了。

 イスラーム国の成り立ちや、特徴、思想、
 それから中東のこれまでの政治情勢がわかりやすくまとめられていた印象。
 
 新聞やニュースを読んで、なんとなくしか触れていなかった言葉に
(まだ漠然としているけれど)意味と、背景を与えられていった感のある読後感。
 ばらばらと放り込まれていた中東情勢が、なんとなくまとまりと流れをもって
自分のなかにつなぎ合わされていったような感覚も。


 「宗教」と「国家」(政治)との関係、
 それから、現実の状況(政治状況・経済状況・生存状況)に対する不満や鬱屈を
回収する機能としての宗教のあり方など、
考えるべきことは多々。

 もうすこし時間をおいて考えてみたいとも・・・。
 




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