そのピッコロ劇団の公演を観劇してきました。
ピッコロシアター開館40周年記念、ピッコロ劇団61回公演は、岩松了さん作・演出の「布団と達磨」。
いや、おもしろかったです。
まわりにいた年配の方が、幕が閉まったとたん、「え?終わり? むずかしいわぁ」という声もありましたが、ある意味、確かに理解するには大変むずかしい劇だったのかも知れません。
しかし、繰り広げられているのは、あくまでも日常。
ある家の、ある一日の、夫婦の寝室で、起こった出来事。
そして、間違いなく、面白い話だったのです。
しかし、その面白さを「なぜ僕が面白いと思っているのか」ということについては、今ひとつ説明ができません。
その意味で、難しいといえば、そうだったのです。自分がなにをうけとめていたのか、まだ消化できない、むずかしさであり、面白さなのです。
見ている途中から、もう一回見ないといけないのではないかというような思いがしていました。
一番の衝撃は、何気ない布団にあんなものが仕掛けられていたとは! ということでした。(笑)
朝から動き回って、少し体をつかっていたのですが、退屈することも、飽きることもなく、あっというまに2時間過ぎていたように思います。 いや、見て良かったです。
終演後、ご配慮いただいて、おなじタイミングで来ていたマサミさんと、楽屋にお招き頂きました。岩松さんに御礼をお伝えできたのと、噂で聞いていた方々ともご挨拶する機会があり、大変ありがたいひとときでした。
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