2021年8月4日(水)。この日は、教育委員のお仕事。尼崎市総合教育会議が開催されました。
12:30に教育委員会室に集まり、一つ会合を経たあと、市役所本庁舎へ移動しました。
13:30。定刻に開始。
議題は以下の2件。
1、令和2年度子どもの人権アンケートの調査結果について
2、尼崎市体罰等防止ガイドラインについて
それぞれ、市長部局、市教委で取り組んだ取り組みについての情報共有と意見交換を中心に行われました。アンケートについてはすでに教育委員会に提示されて所感を述べたりしていましたし、また体罰防止等のガイドラインについても、教育委員会で、文案について議論され何度も拝見していました。しかし、こういった大きな会議に提示する、ということにまたそれ相応の意味があるものと考えています。
それぞれの施策について、市長・教育長、各教育委員から意見が述べられました。以下に私個人が述べた所感の概要を挙げておきます。
アンケートについては、結果、数値とどのように向き合うのか。実態を把握する上で非常に大切な調査と言うことになると思うが、増えた・減ったといった「数字」のみにとらわれるのではなく、出てきた数字をどのように読み込んでいくか、「実践的」な向き合いが必要になってくるものと思うことを述べました。
体罰防止等ガイドラインについては、以下の三点についてお願いしました。
・常に実践的に扱われ、継続的な見直しと更新を行ってほしい。
・学校ー教育委員会のみではなく(ガイドラインにも一部記載があるが)生徒・児童、保護者、そして地域と連携する形で進展するような施策であってほしい。
・体罰やいじめというネガティブニュースも、隠さずに可能な限り 情報公開してほしい。
上の2点については、教育委員会の会議でも提案し、事務局から前向きな回答をいただいていました。3点目の情報公開については、体制や「個人情報」等、検討すること、クリアすべき課題が多いものではありますが、そういうことを通じて、信頼・信用ということも得られてくるのだろうと思います。
問題が0という教育というのは(目指されるべきではあると思いますが、)現実にはなかなか実現することは難しいと思います。問題がおこったときに、なにをすべきか、どうすべきか、どうあるべきか、大事な議論であるように思います。
簡単なところで恐縮ですが、ご報告まで。
0 件のコメント:
コメントを投稿