倉本尚徳「『大通方広経』の懺悔思想―特に『涅槃経』との関係について」(『東方学』117号、2009年)
中国留学中のW氏より、PDFで送ってほしいとの依頼を受けてコピー。
仕事が立て込んでいたことを理由に2週間待たせて、昨日やっと送信完了。
せっかくコピーしたのだしと読んでみると非常に興味深い。
この経典は、中国前述経典であるものの、六朝後期から隋唐にかけて盛行。『涅槃経』から大きな影響を受けていて、さらにかなり「闡提成仏」にもかなり踏み込んだ内容を持つという。
また、「三宝礼拝」思想というものが宣揚され、称名思想との関係も深い。
ちょっと調べてみたい。
2009年7月10日金曜日
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