今日は何十年かに一度の日食の日。
小学校二年生のある日、皆既月食があるというので、夜更かしして観察したのを思い出す。
カメラのフィルムのケースを定規にして円を書いて、逐一月の変化を描いて、観察記録をつけたんだけれど、どこにやってしまったんだろうか。
今回は、日食の時間はあいにくの曇天。全く見ることもできずに終わってしまった。
中国の歴史書では天変地異は、王権や政治と密接に結びつけて考えられていた。
日食は、政変や政権交代の前触れ。
そういえば前日は、衆議院解散の日・・・。
天変地異の中には、毛が天から降ってきたり、石が雨のように降ったりというのもあった。
そういえば、先日、空からおたまじゃくしが降ってきたというニュースが・・・。
言われてみると中国の歴史書の思想というのは、「もしかすると・・・」なんて信憑性を持ってくるように思われてしまう。
考えてみると、平和で安定した時期なんてほんのわずか。なにかしらめずらしいことが起こり続け、不安定な情勢や、政変が起こり続けるというのもけっして珍しいことではない。その二つを結び付けて考えたときに、ぴったりとリンクしてしまうことから、そんな風に考えてしまうのだろうか。
昔の人は、日食を「イベント」ではなく、それこそ天の示す世界の兆候として捉えていたんだろう。
追伸:自分の所で大きな出来事といえば、日曜日に奥さんと買いに行ったクーラーが届いた。
これで、夏の暑い日も快適に過ごせます。
とはいえ、貧乏性なので、なかなか使うこともないかもしれませんが・・・。
日食の日にやってきた、ささいな家庭のできごと。
2009年7月22日水曜日
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