2010年1月18日月曜日

平林都『平林都の接遇道』

今日(18日)は一日銀行や、諸々の手続き、コンタクトレンズの購入など、雑事を片付ける。
今読んでいる本を読み終えてからと思っていたのに、梅田の本屋でついつい3冊、買ってしまった。
そして、待ち時間や合間の時間で一冊読み終える。

平林都『平林都の接遇道』

テレビ番組に紹介されているのをときどき見て、
感銘を受けることも多かったので、ついつい手に取った一冊。




自分の思いや感情をどのように表に出すか。
目の前の人にどのように接し、うまくやっていくか。
その課題の多くは訓練によって解決できるのではないかと思う。
この年になって、「人に接する訓練」がいかに大切なものかとしみじみ感じる。
ホテルとか、レストランとか訓練された感じのいい対応を受けると
その対応に呼び起こされる気持ちよさとともに、自分の至らなさを思う。


自分が十分にそのようなトレーニングを積んでいるかというと、非常の心もとない。
せめて頭からでもと手に取った次第。


人をもてなすということはむずかしい。
どんな仕事をしていても、人と接することがあるはずだけれど、
どのように人に接するべきか、もてなし、尊敬を表すべきかというのはとてもむずかしい。

相手にいやな思いをさせないこと。
尊敬を表現すること。
それでいて、自分の価値もしっかりと高められること。
本当の意味で「いい人」になることはむずかしい。

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