平成23年3月21日(月)
今日は、新大阪近くの正覚寺さまにて、彼岸会のご縁をいただいて、法話に参上。
去年、一昨年につづいて、三年連続でご縁をいただいている。
寄せていただくたびに、楽しい雰囲気のあるお寺で楽しい。
ご住職ご家族一同、みなさま明るくて楽しいお寺。
寺族の雰囲気が、お参りのみなさんの雰囲気も、お寺全体の雰囲気も作っているようにも思われる。
今回は、お彼岸ももちろん、先般の地震についてもすこしふれてお取り次ぎさせていただく。
親鸞聖人のご消息に次のような言葉がある。
地震のことを振り返って、ふと思い返された。
「なによりも、去年・今年、老少男女おほくのひとびとの、死にあひて候ふらんことこそ、あはれに候へ。ただし生死無常のことわり、くはしく如来の説きおかせおはしまして候ふうへは、おどろきおぼしめすべからず候ふ。」(『親鸞聖人御消息』)
わたしたちは、どのようなことにであうかわからない人生を生きている。なにがおこるかわからない、どのような不幸に出あうかわからない。どのような苦しみに出あうかわからない。
そのような人生を歩んでいるのだ「生死無常のことわり」を、お釈迦様は説かれていた。
今回の地震、信じられないようなことで、とても受け入れらないようなことで・・・。
でも、お釈迦様は、そんなことがおこる人生だよ、とすでに説かれていたのだ。
2011年3月21日月曜日
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