今年あったうれしいことの一つ。
地域での活動のなかからつながった若い友人から、「お寺を掃除させてもらえませんか?」という打診をもらったこと。
非常に近所の、元門徒さんのおうちだったところが、若いNPOワーカー等数人で暮らすシェアハウスになった。そこに住んでいるお一人(20代女性)からの提案。
彼女は、小学校の頃の同級生に「お寺のお嬢さん」がいて、彼女の家でもある「お寺」を掃除したあとに、そこでカレーをごちそうになる、というのが経験としてあったそうだ。それで、その思い出もあって、「お寺を掃除したいんです、させてもらえませんか?」という相談をもらった。
こちらとしては、「え?掃除をしてくれるの、そんなこといいの!?」という感じの、願ったり叶ったりの提案。1も2もなく、お引き受け(?)をした。
当日までは、フェイスブックでイベントページ(「おてらのそうじ」https://www.facebook.com/events/257019921633567/)も立てて、彼女とは別に以前からお寺の掃除を望んで下さっていた人も加えて、主催者チームを結成した。
果たして当日、12月23日(日)。寝坊してはいかんと緊張しながら朝を迎えた。
大まかなタイムスケジュールは以下の通り。
6:00 準備開始
炊飯用意、開門、本堂点灯等
7:00 集合 (主催含めて参加者7名)
勤行(重誓偈)
体操・柔軟
自己紹介
7:30 掃除開始
1)トイレ (トイレ掃除)
2)側溝 (どぶさらい)
3)本堂外陣 (掃除機・ぞうきんがけ)
8:30 朝食用意・朝食
9:45頃 解散
6:00。作務衣に着替え、開門、本堂に明かりをつける。まだ外は暗い。凛とした空気で、一人ご本尊の前で勤行(お経)。
炊飯器や朝食のための用意、掃除をして頂く場所などの想定をしておく。
7:00集合時間。主催者も含めて7名(も)集まってくださった。
集合したあと、勤行(重誓偈)、柔軟体操、自己紹介。
7:30掃除開始(この時点で30分経っていた。笑)
掃除して欲しい場所として、
・トイレ
・側溝
・本堂の畳
を上げておいた。 まずは、境内の屋外のトイレと、側溝の掃除を手分けして行う。
トイレは日常的に掃除をしなければいけないが、
側溝のドロさらいは、年末の大掃除の一つで、結構な時間を掛けて行うのが、この機会に人手を借りて30分で終わった。これは、本当に助かった。
溝の掃除をしている間に、お墓参りにくる門徒さんも。
若い人達が朝からお寺の掃除をしている姿に驚かれるも大変感謝された。
8:00~8:30 本堂の畳の掃除。
外陣の畳を、掃除機をかけたあと、水拭きとから拭きを雑巾で拭く。
全員参加で30分。拭き掃除をした雑巾をみれば、大変汚れが落ちた手応えがある。
8:30頃 掃除終了。それぞれに片付け・手洗いをして、朝食の用意。
炊きあがっているご飯で、それぞれがもちよった具でおにぎりを。
主催のYさんが、もってきてくれたお味噌汁とで、立派な朝食会に。
9:00すぎに、お参りのために、中座するも、参加者のみなさんは、10時ごろまで、ご飯をたべながらのんびりとすごしてくださった様子。
定期的に開催したい、という声もあり、月一程度で続けていく予定です。
「掃除したい」「やってみたい」という人、「ご飯食べたい」という方のご参加もお待ちしてます。(日程は、その都度フェイスブックでのアップになります。)
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