3月は、人事異動や案件が立て込んでいて、ほぼ毎週のように教育委員会の会議の予定が入っています。
今回は、規則の変更と人事の案件がありました。定年退職の年齢引き上げと「定年前再任用短時間勤務」という制度が始まることにより、教職員の給与等の待遇に関する制度を変更する必要があり、その議案の審議、その他人事に関する議案の審議(非公開)でした。
国の法律や制度の変更で、それに関連する市内の制度や規則も見直し変更していくという細やかな対応が行われています。
正直、難解なことも多く、一回の説明でできる限り理解しようと努めてはいますが、多くの部分を専門の事務局職員の皆さんに教えてもらい、質問に答えていただきながら、理解できるようになっていける案件ばかりといってもよいようなことばかりです。(今回もそうでした)
はっきりと時間を記憶していないのですが、公式の会議(臨時会)は、15:30から1時間ほど。その後引き続いて、非公式の平場協議、説明や打ち合わせが19:00過ぎまでありました。
尼崎市の教育委員会は、会議が早めに終わっても、その後の協議や打ち合わせを議論が尽きるまで行っており、2時間程度でおわることはあまりありません。他市の教育委員の方に聞いてみても、それだけ充実した、ディスカッションや意見交換に時間をかけていることは少なく、驚かれることが多くあります。これは尼崎の教育委員会の特徴の一つなのだろうと思っています。(公開の会議、議事録には残らない部分なので、なかなか可視化されない部分でもあります)
会議後の平場では、
・今月下旬に予定されている「総合教育会議」(市長と教育長・教育委員が同席する公開の会議)についての相談などを行いました。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/shisei/si_kangae/education/index.html
こちらには、まだ公開されていないようですが、3月下旬の開催で調整されています。
(公式に公開されていないので、私からの公開は控えております)
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※ 定年前再任用短時間勤務(人事院のホームぺージより)
(2) 定年前再任用短時間勤務制(新制度)
定年前再任用短時間勤務制は、令和5年4月1日以降に、60歳に達した日(60歳の誕生日の前日)以後、定年前に退職した者を、短時間勤務の官職に採用することができる制度です。実際に短時間勤務職員として採用されるか否かは、採用時期も含め任命権者の裁量となります。
定年前再任用短時間勤務職員の任期は、定年前再任用の日から定年退職日相当日(常勤職員の定年退職日)までとなり、定年が65歳に引き上がるまでの間は、任期満了後は暫定再任用としての採用の対象となります。
給与や勤務条件については、現行の短時間勤務の再任用制度と同様です。
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