8月31日(木)。日中、奈良に行ってきた。
JRで奈良に移動し、車中は読書とPCの作業がはかどる。自分の中でランキング1位のお蕎麦屋さんのそばを数年ぶり(10年ぶりくらい?)に食べ、もう満足。
奈良博に移動して、目的の「聖地 南山城展」へ。
南山城という地域、話には聞いていたが改めて魅力的な歴史、寺院、そして思想が含まれていると感じた。
浄土思想について、1章立てられて展示がされていたが、中心にあったのは、九体阿弥陀仏像。これは現地に見に行きたいと思った。
改めて、南都や南山城でこれだけの浄土思想に関する美術が製作され、思想がはぐくまれていたことをもうちょっと考えてみないといけないと思った。
法然教団へ批判を寄せた、貞慶(興福寺相状)等も、浄土教への批判というだけではなく、彼らが前提としていた、あるいはその周辺にあった浄土思想も踏まえないと適切に評価できないものだろう。あらためて、展示をみながら往時の状況、そこにあった浄土思想ってどんなものだったのだろうかと知りたい思いがふつふつとこみあげてきた、というのが今回の感想。
とはいえ、今は書くことはおろか、本を読むのもなかなかままならずに過ごしている。書かなければいけないというお題は与えられているので、時間を捻出しなければいけないなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿