『入門・論文の書き方』鷲田小彌太
大学生協で、ふと目に付いたので買った。
著者も本書の中で提案しているように「よみやすい文章」で書かれており、購入した日(11/11)に一気に読み終えてしまった。
自分が漠然と持っていた論文についての考え方が、言語化して示された感覚が残った。よい意味で。
著者は「書く」ということが、一昔前は一部の知識階級だけに許されたものであったのに対して、現在では「万人が書く時代」がやってきたという。
本という形態を取らなくとも、多くの人がホームページやブログで自分のこと、自分の知識を文章にして、多くの人に披瀝している。
多くの人に自分の書く文章を、公開できる場所、公開する機会が多く与えられている。
書くのが面倒であったり、難しいのであったりするのではない。
むしろ今では逆に多くの人が「書きたい」のだ。
書くと言うことは、精神衛生上非常によいことだとおもう。
「書きたい!」
あるいは
「書いてみようかな?」
この欲求に素直になってみるのもよいのでは?
2004年11月12日金曜日
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