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龍谷大学で担当する講義、スケジュール―2025年度

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 2025年、大学の講義スケジュールと、講義の内容についての概略は、以下の様なところです。 前期は 火曜・水曜・木曜に、 後期は、火曜・木曜に講義を担当します。 オフィスアワー(研究室に滞在して、事務対応、学生対応、諸連絡に応答する時間)は、木曜の3限目に設定しています。 他、若干の会議や行事、その他の業務で、これ以外の曜日にも出入りがあると思いますが、おおよそそんな感じのスケジュールです。 【前期】 《文学部 開講科目》 ・火曜 4限「布教伝道論Ⅰ」 文学部真宗学科・大宮キャンパス  → 学部生に浄土真宗の布教の理論と実例を中心に講義をします。 《大学院実践真宗学研究科 開講科目》 ・水曜5限「浄土教思想論研究」  実践真宗学研究科・大宮キャンパス  → 大学院生対象で、浄土教思想の基礎の講義と、所定のテーマについて調べてきた院生の発表をもとにディスカッションを予定しています。 ・木曜1限「実践真宗学総合演習Ⅰ(ア)」 実践真宗学研究科・大宮キャンパス  → 大学院1年次生の必修講義です。私を含めた5人の教員が担当します。担当教員のチェーンレクチャーと、受講生の研究発表を行います。 ・木曜4限「宗教実践演習Ⅰ(B)」 実践真宗学研究科・大宮キャンパス  → 大学院2年次生が所属する、いわゆるゼミです。講義も行いますが、主に院生の発表や、修士論文と実習の計画を練り上げることもここで行います。 【後期】 《文学部 開講科目》 ・月曜 3限「現代仏教入門」 文学部仏教学科・深草キャンパス (※15回の内2回を担当)  → 仏教学科のチェーンレクチャー。2回を担当します。現代社会と仏教の関係、現代社会における仏教者の活動の実例を紹介する予定です。 《大学院実践真宗学研究科 開講科目》 ・火曜3限「布教伝道論研究」実践真宗学研究科・大宮キャンパス  → 大学院生対象の授業です。浄土真宗本願寺派の布教使課程に深くかかわる授業となります。法話に関する講義と、受講生による「布教実演」を行います。 ・火曜4限「宗教実践特殊研究(E)」 実践真宗学研究科・大宮キャンパス  → 2018年度から担当させていただいている講義を引き続き担当します。  宗教社会学的研究の論文集をテキストに、受講生による発表・レポートをもとにディスカッションを行います。 ・木曜1限「実践真宗学総合演習Ⅱ(ア)...

就任2日目 「就任時研修」を受講しました。

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 4月2日。就任2日目は、このたび採用された教職員のみなさんと一緒に就任時研修を受講しました。(@深草キャンパス)  朝9時から、15:30まできっちりのスケジュール。午前は、教員・職員共通で、大学の歴史・建学の精神、人権やハラスメントへの対応、学生支援や障害福祉等の取り組み、社会保険等の福利厚生について。  午後は、教員対象の内容で、大学での教育活動について、研究活動について、それから学生に対する学修・就学支援の施策や対応、教員活動の自己点検と、社会連携・社会貢献と多岐にわたりました。    実は10年前の 助手就任時に受講しなければならなかったため、10年ぶり2度目の受講なのですが、さすがに10年の月日でアップデートされたものも多く、初めて聞くようなお話がたくさんありました。  (校門を入った直後の大学の広場 スタバもあります)  印象的だったことが、外部から来られて龍大の役職についていらっしゃる先生=研修を講師をしてくださった先生の何人かが、  ・「龍大は自由の雰囲気にあふれている(管理されない)」  ・「とても民主的な仕組みで運営されている」  (トップダウンや、権力構造ではなく、ボトムアップの意見が汲み取られる風土がある」  ・「人権や権利に対する取り組みが進んでいる」(最先端ではないにしろ、比較的早い段階から取り組む風土がある。もちろん完全ではないが)  といった言葉が異口同音に聞かれたことでした。  もちろん、問題や課題がないわけではなく、昨今の新聞報道でも龍大の課題が取り上げられたこともあります。ただ、このように感じられること、このようなことを大事にしている学風の中で過ごしたこと、あらためて母校が大事にしていたこと、「当たり前のように行っていたこと」を振り返えるような気がしました。  (東門前の掲示版。宗教部のポスターが掲示されています)  受講後は、シェアサイクルで大宮キャンパスに移動。  研究室を少し掃除し、同じ研究科の先生たちと、夕食兼打ち合わせ会を終えて帰途についています。

【ご報告】龍谷大学の教授になりました

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・辞令をいただきました 本日 2025年4月1日付で、龍谷大学文学部教授(特任)という立場に就かせていただくことになりました。文学部所属ではありますが、実質的には、7年前まで「実習助手」として勤めていた「大学院実践真宗学研究科」( https://www.let.ryukoku.ac.jp/practical_shin/ )を中心に大学院生の研究指導や、講義を行うことになります。(学部対象の講義も少し担当します) 特任教員という立場で、主として、教育活動(研究指導、演習や講義)と研究活動(自分の研究)を中心にさせていただくような立場と理解しています。現状の西正寺の住職としての立場、務めを守りながら、兼ねて大学に出させていただくような形になります。 ・研究室もあります  深草キャンパスでの辞令交付式のあと、主な勤務地になる大宮キャンパスに移動し、研究室のカギを受け取りました。  研究室は、大宮キャンパスの清風館の3階、303号室になりました。  写真のとおり、まだすっからかんのがらんどうです。  ・2024年度で退かせていただいた立場。  ご縁をいただいて再び母校に教員として、しかも昨年まで予想もしていなかった立場で復帰することになりました。学問研究ならびに諸活動でお世話になり、お育ていただいただいたみなさんのおかげと、関係のみなさまに感謝申し上げるばかりです。  主たる仕事は、西正寺の住職ということになりますが、並行してこの龍谷大学での教員生活をさせていただくということになりそうです。  それにあたって、昨年度3月までつかせていただいたお仕事もいくつか身を引かせていただくことになりました。   ・尼崎市教育委員(2021年度~2024年度)  ちょうど任期満了となり3月で退任させていただく運びとなりました。      ・相愛大学非常勤講師(2012年~2014年度、2019年度~2024年度)   ・園田学園女子大学非常勤講師(2019年度~2024年度)   ・NHK文化センター梅田教室 講師(2009年度~2024年度)   ・浄土真宗本願寺派布教使課程専任講師(2020年度~2024年度)  以上の講師のお仕事もこの3月で退任させていただきました。 いずれも貴重な経験をさせていただく環境ばかりでした。(本願寺派布教使課程については、担当していた講義のい...

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