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受講生のみなさまのお声

例の如く、というのは情けない事ながら、久しぶりの更新。 今日(すでに昨日)30日金曜日は、NHK文化センターに出講。 大阪での受講生の方が、ブログについてコメントして下さって、「更新していませんね」とのこと。 見ていただいているのに、更新されていないというのは申し訳ないこと。 そういう「見ているよ」というレスポンスが、こういう更新の何よりのモチベーションになるのです、 ということで、いまさらながらの更新。 今日は『歎異抄』は17条。辺地往生をするものはついには地獄に行くのだ、という義についての一条。  親鸞聖人にとって、「疑心を抱えながらも辺地に往生する」ということは、「懲罰的な、救いからもれた往生」という意味ではなく、「救いからもれようとしているものをも救う」という意味―すなわち慈悲の顕現としての意味があったのではないかというようなことを考えつつ読む。  とはいえ、仏教の枠内での議論に終始してしまうことが多く、身近なところに引きつけてまで考える余裕が少なく、受講者の人には、聞いていてちょっと負担の大きな内容になってしまったのではないかと反省。  今回で36回目。ちょうど丸3年になったところ。  次回18条やって、後序。  いよいよ最終局面である。

法務と告知と断念。

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午前中はお参り。 月参りのほかに、 おうちの建て替えに伴ってお仏壇の御遷座のお勤めと、 おばあさんの49日の法要をお勤めのおうちにお参り。 ふとしたことから仏教のお話をさせてもらうと、 何か琴線に触れられたような反応。 急いでいたので、ゆっくりお話しできなかったのが残念。 午後は、4月7日(土)の「はなまつり」関連のチラシが印刷会社から届いたので、 仕分けと、関係各所へ宣伝(張り出し)してもらうお願いへ。 お願い先は、例年の如く、 近所の商店街のお店などなど。 いつもありがとうございます。 実は、今日は大阪梅田のNHKカルチャーセンターで 中江有里さんの講演を聞きに行こうと予約を入れていたのだけれど、 これら準備や配布などのスケジュール上の都合で断念。 朝、よみうりテレビの番組(生放送)に出られていたので、今日は大阪でのスケジュールの様子。 うーんテレビで見てしまうと、見に行けなかったのが残念。

工藤啓(NPO法人育て上げネット理事長)『NPOで働く』

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というわけで、先週読んだ本の2冊目 工藤啓(NPO法人育て上げネット理事長)『NPOで働く』 若者の就労支援の活動をしているNPO法人の理事長。 育て上げネットの立ち上げ、活動について書かれた本。 「本書では、NPOとはどんな組織なのか。NPOで働くとはどういうことなのかについて育て上げネットを例にして紹介していきたい」(5頁)との言葉通り、その立ち上げ~活動、関わる人や想いが紹介されている。

宮入賢一郎/森田真佐男『図解NPO法人のつくり方・運営のしかた』

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宮入賢一郎/森田真佐男『図解NPO法人のつくり方・運営のしかた』 今週はNPO法人、社会起業家の本を3冊読んだ。 どれも、余り時間をかけずに読み終えることができた。 これはその一冊。 寄席開催の準備などしている内に、ふと手にとって購入したもの。 活動のあり方や展開を考えている内に、必要性を感じたと言うべきか。 この本は、NPO法人とは何かということから、非営利とは何か、団体を立ち上げる際の留意事項やプラン、段取りまで懇切に書いてくれている。 NPO法人を立ち上げて運営しようなどということは思ってないけれど、 いろいろと動いていく上で、参考になると思われること多々。 また、NPO法人がどのような仕組みで運営されて動かされているのかということも 知ることができる。

法務と買い物と会議

19日(日) 午前中は、月参り。比較的少ない件数であったので、一件、一件ゆったりとお話しさせていただく時間が取れる。やはり、お坊さんはいそがしくてはいけない。 午後は、妻子を連れてショッピングセンターで日用品などの買い物。 とはいえ、僕のほうは何も買わずに見ただけで帰宅。 夕刻、「フリースタイルな僧侶たち」の会議に参加するため、京都に。 取材のカメラもあるなかで、種々の議論。山盛りの議題。 でも、議論する中で、思っても見ない視点や問いが投げかけられ、考えながら思索が深まる。 問いが問われる刺激的な場所。 あの場では、「ああいう言い方」で言葉にしたけれど、もっと適切な言い方があったのではないか、 こういう言葉のほうが良かったのではないかと反芻すること多々。 議論・対話は尽きず、結局終電で帰宅。 シャワーを浴びて今。 しかし、刺激的すぎて、少々興奮して眠気がこの時間になっても訪れない。

4月7日の行事の告知

慌ただしく過ぎていく日常。 気がつけば、もう2月も半分を過ぎてしまっていました。 さて、今年は4月7日にはなまつりと、寄席の企画を立てています。 今日は、西正寺のホームページに告知を出しました。 http://seikouzan.blogspot.com/2012/02/blog-post.html チラシはいま印刷業者さんで印刷されています。 はなまつりのチラシは1000枚、 寄席のチラシは、2000枚印刷しました。 チラシが届いたら、がんばって告知して回るぞー。 ご協力よろしくお願いします。

商店街にあった、散髪屋さんの風景

朝、カミソリでひげを剃っていて、ふと幼い頃に行っていた散髪屋さんの風景を思い出した。 いつも、そこで髪を切って、カミソリを当ててもらっていた。 物心ついたときから、ずっとその散髪屋さんで髪を切っていたけれど、 引っ越しされてしまって、いまはもうない。 そこでは、いつも小さなテレビがついていて、土日は競馬中継がずっとかかっていた。 きっと競馬が好きだったんだろうと思う。電話で馬券も買ってはったように思う。 そんな風景を、ふと思い出したわけです。 その散髪屋さんが引っ越したあと、行くようになった美容室では、 競馬中継なんか、かかっていない。 ちゃんと「仕事」として、髪を切り、整えてくれる環境が作られている。 もちろん「職場」であるわけであるから、当然なのかも知れないけれど。 その「散髪屋さん」と、「美容室」を対照的に思い出したとき、 ああ、散髪屋さんは、散髪屋さんの日常の生活のなかで髪を切ってもらう場所だったんだなぁと、思ったわけで。 なんか昭和だなぁと、ノスタルジックに思い出したわけで。

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