某研究所の業務の関係で、ナショナリズムの問題に関連する文献を読んでいます。関連する文献は山にようにあり、専門化にはとてもなれそうにはありませんが、なかなか興味深い指摘がたくさんあります。
ナショナリズムはやはり「宗教性」とかなり近いところにあるような印象です。事実、「宗教的な資材」が、政治に動員されることが、ナショナリズム形成のひとつの典型であることなど、改めて考えてみるべきことがたくさん。
こうして考えてみると、「宗教」というもの可能性を本当の意味で気づきにくいところにいるのは、当の宗教者であるのかもしれないとさえ、思えるのであります。
2007年2月15日木曜日
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