2008年1月3日木曜日

岩盤浴

 昨日のこと。



 日中は部屋の片付けと、読書。

 エイとばかりにロイホに出かけて、2時間ばかりすごす。

 今年はちょっくらみじかい文献、『略論安楽浄土義』ちょこちょこと眺める。

 

 

 夜。初めて岩盤浴なるものに行った。

 二時間近くも体をあっためると、さすがにホカホカとする。

 汗は、1時間半ほどバスケットをした時のほうが多いけれども、体に負担があまりかからないのがよいらしい。もっとも、最近はまったくバスケットはしていない。

 たまには、めずらしいこともしてみるものだ。

 

 チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術


 年末買ってみた本。仕事のあり方を考えさせられる。なかなか面白い。

心理学的な面からも書かれているので、興味深い心理学的理論も紹介されていて面白い。

興味深かったものが「ホーソーンの研究」というもの。

 ジョン・メーヨーという人が、ウェスタンエレクトリック社のホーソーン工場で行なった研究。失敗した実験から意外な結果が知られたもの。

 当初、職場環境の変化と作業効率の関係を調べるべく、行なわれた実験だった。

 ところが、たとえば、照明を明るくすると、工場の作業効率が上がったので、照明が明るいほど作業効率がよいという結果が導き出せそうであった。ところが、照明を暗くしても作業効率が上昇してしまった。さらには、あれこれ実験したあと、元の状態にもどしてみたところ、この場合も、当初よりも作業効率が上がってしまったという。

 この実験から導かれた結論は、作業員たちが、なにか実験をして自分たちが見られているという感覚を持ったことが作業効率を押し上げた要因であるとされ、

 「工場における作業効率は、作業場の物的環境の善し悪しというよりも、むしろ働く人間同士の関係が良好であるかどうか、自分たちの仕事には特別の関心が払われているかどうか、工場の監督官や検査官が公正に評価してくれているかどうか、といったものに左右される」というもので、お互いをよく認知しあうだけで、作業効率が著しく上昇するという。

 

 仕事をするのにも、勉強をするのにも、良好な対人関係と正当に評価される環境が、モチベーションと作業効率を大きく上げるのだ。

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