【梵音具】出雲市 妙壽寺さま(浄土真宗本願寺派) (2)喚鐘
享保二十年 冶工三条釜座 和田信濃掾
妙寿寺さまで現役の喚鐘。
法要のたびに、撞かれて行事の開始を参詣のみなさんにお知らせをされている。
その歴史をものがたるように、撞座の蓮実はすりへって、つるつるとなり、銅の色が光り輝いているようだ。
池の間3区と4区に文字があり、
3区には施主と年記がある。
三条釜座和田信濃 作。
3区(陰刻)
雲州楯縫郡平田村妙壽寺
住物
(施主名)
惟時 享保二十年乙卯正月
4区(陰刻)
冶工三条釜座
和田信濃掾
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