2019年2月15日金曜日

190210_カリー寺 カレーパン部活動

■カレーパン部の活動がはじまっていました。
2016年から毎年7月に開催されている、ご存じカリー寺。
昨年の7月の開催が終わってから、毎月ミーティングをするなど、メンバーの関係や関わりがどんどんと強くなっていっています。

 メンバー発案の企画や、活動も活性化しています。
  2月10日の日曜日、そんなメンバー発案の取り組み「カレーパン部」の活動が展開されました。カリー寺イベントに関連して、カレーパンを誘致できないか、カレーパンでなんかできないか?。

 そんなアイデアを形にするため、メンバーが連絡を取り合って、「神戸」「大阪」「尼崎」のパン屋さんのカレーパンを買い集めて、地域の拠点(シェアハウス・上坂部ハウス)で試食をしようという活動がおこなわれました。

 カリー寺住職は、お寺のお参りのお仕事があったため、午後の試食から参加でした。メンバーのみなさんは、逢い引き的な感じで神戸をうろうろしたり、大阪でカレーパンを買いに行く道すがら、ビールやまちあるきも楽しみながらの行程だったようです。

■カレーパンの試食は楽しい
  カレーパンの試食。お店ごとに切り分けて、順番にみんなで試食してみました。食べ比べるというのはとても楽しい作業。 「これは辛さがつよいね」とか「甘さがあるね」とか、「具が大きいね」とか。生地についても「揚げてないね」とか、「おまんじゅうみたいなもっちり生地だね」とか。
 食べ比べると、おなじ「カレーパン」でもこんなにもいろいろあるんだなぁということがよく分かって楽しい。
 食べながら、お店のカードとパンの写真をとって、コメントを書き取っていきました。

■イベントが自分のものになっていく
 カレーパンを誘致できないかなとか、「じゃあ、カレーパンを食べ比べてみよう」とか、これはなんかの指示とかが働いたり、だれかから言われたわけではなくて、ミーティングやネット上のやりとりでどんどんとアイデアが膨らんで、どんどんと調整や実施が進んで行く感じの中で動いていっていた。そこでは、西正寺でおこった「カリー寺」というイベントが、メンバー自身のものになって、そこで企画を産み出したり、作り上げたりすることが「自分事」として引き受けられて進んでいっていること、イベントとメンバーのつながりがそういう場になっていることについて、とてもうれしい気分でそこに自分がいたことがとても印象的でした。
 カレーパンの試食が終わった後も、あーしたらいいんじゃないか、これもできるんじゃないか、どんどんメンバーの話し合いが進む。その場にいないメンバーの思いや、進捗の状況をくみ取りながら、どうしようか、こうしようかという話が進むのを眺めていて、とてもうれしい思いをもちながら、その場にいました。

 みんなが調整したスケジュールに、その場にいって、みんなが話し合うのを眺める。
 その場の話あいに立ち会い、眺めることが、こんなに幸せでうれしいことでいいのだろうかというような思いでその場にいました。

 今年のカリー寺はどんな風になるかわかりませんが、こういった積み重ねがとても楽しくうれしいことです。

 

 
 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

「宗教」・「カルト」を扱う講義をするので

今日の龍谷大学文学部で担当している「伝道学特殊講義」(学部3・4回生対象)は、講義で指定しているテキスト 『基礎ゼミ宗教学(第2版)』 。今回は、第9章の「カルト問題」にどう向き合うか?―カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール」を扱う予定。  数年前に大阪大学が、大学としてのカ...