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2022年度のお仕事の予定

 2022年度の私のこと。 4月になって、SNSでは新しい職場への就職/転職や、就任・着任、そして退職・離職などのお知らせをたくさん受け取っています。 私自身、今年度どんなお仕事をいただいているのか、あらためて確認しつつ、気持ちを新たにしてみたいと思いました。 1:西正寺住職(責任役員)  2019年(平成31年)4月より、父の後を継いで住職となりました。  コロナで目立った活動はできていませんが、もろもろの手続きや寺務・会計の整備を進めてきました。境内地の整備や耐震等対応すべきことはたくさんあります。  地域のお寺として、すべきこと、できることを積み重ねていきたいと思っています。 2:尼崎市教育委員会 教育委員  昨年度2021年度より、いただいた立場です。毎月の定例会、協議会に出席し、尼崎の教育行政の方針や、施策について協議・採決に加わっています。このほか、学校・幼稚園や、教育委員会関係の施設の視察・見学、いろいろな方からのご相談を聞いたりしています。  これまで経験してきたいろいろなお仕事(大学等での教員経験、文化財調査の経験等)を活かしつつ、活動していきます。 3:大学等への出講(非常勤)  今年度の予定している出講は以下の通りです。  ・龍谷大学大学院実践真宗学研究科 「宗教実践特殊研究」(後期・火曜)  ・相愛大学人文学部 「真宗伝道演習」(後期・木曜)  ・中央仏教学院 「社会伝道論」(後期・火曜)  ・園田学園女子大学「つながりプロジェクト」(前期・木曜)  ・HK文化センター梅田教室「親鸞聖人と『歎異抄』~その姿と思想」(毎月第四金曜) 4:浄土真宗本願寺派布教使課程 専任講師(通年・随時)  2021年度より、本願寺派の資格のひとつである「布教使」を目指す方たちの研修「布教使課程」に専任講師として関わらせていただいています。 5:その他、随時のお仕事  布教・法話、講演や研修会の出講等 1月 大阪市寝屋川市寺院(コロナのため中止)    兵庫教区神戸別院(オンライン動画撮影) 2月 兵庫県内寺院グループ青年会研修会(オンライン) 3月 大阪府大阪市 寺院 彼岸会法要(コロナのため中止)    兵庫県神戸市 寺院 彼岸会法要    大阪府大阪市 寺院 彼岸会法要 4月 島根県出雲市 寺院 永代経法要 5月 大阪府東大阪市 寺院 報恩講法要 ...

10/19のこと

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 10月に入り、出講先も対面講義を再開。  先週から京都へ電車移動を再開していたけれど、久しぶりでまだちょっとしっくりと来ない部分があり、「出勤」というより「おでかけ」気分がのこる。  京都駅のホームに降りたところで、キヨスクが自動販売機コーナーに変わっていたことに驚く。案内をみると、すでに3月から変わっていたようだ。しばらく京都に来ない間に、いろいろと変わっていた。(そういえば、先週も電車の車窓から見える風景が、アレコレ変わっていたことに驚いた) 午前中は、そのまま地下鉄で「中央仏教学院」(中仏)に。「社会伝道論」の講義。(この日のテーマは、ジェンダー/セクシュアリティ だった)。 午後は、中仏から、嵐電・市バスを利用して、龍谷大学大宮学舎へ。実践真宗学研究科の「宗教実践特殊研究」。テキストに指定した書籍の論文を院生さんたちと読んでディスカッションをする形式。今回の場所は「時代・社会の変化と葬儀の変化」がテーマの箇所。受講生のみなさんも大変意欲的に、関心をもって取り組んでくれていて、充実したディスカッションになりつつある。  講師控室で、ひさしぶりにS先生と会う。立ち話をしながらが、駅まで移動。  一時自宅に戻り、メールに返信等をしたあと、地域の有志と、「社会学習/生涯学習」に関する勉強会に。具体的に行政の施策や、審議会の形式についての意見交換や、情報交換もあり、リアルな課題感を踏まえた話し合いになり、予定していた時間を超過し、22:00近くまで。  朝から夜まで、人と会い、話し合いを重ねたような1日。  

西正寺における社会活動(社会貢献活動)について

  【西正寺は、これから宗教法人としても社会的な活動に乗り出したいと考えています】 昨日の西正寺の総代会で、認めていただいたことを一つご報告したいと思います。 かねてより宗教関係の業界紙(中外日報さん、文化時報さん)等でも取り上げられていたと記憶していますが、文化庁より以下のリンクのような文書が出されています。   https://www.bunka.go.jp/seisaku/shukyohojin/pdf/92805001_01.pdf 宗教法人が行う社会貢献活動について(情報提供) 西正寺の総代会では、この文書を資料として添付させていただき、前住職も私もそれぞれ個人的に取り組んできた活動や、西正寺として地域・社会にどうかかわってきたか、いくかということについて話題に挙げさせていただきました。 結論から言いますと、前住職が行っている保護司としての活動、あるいは私が「テラからはじまるこれからのハナシ」として個人的に行ってきた活動も、対外的には「西正寺の活動(社会貢献)」「住職・前住職の活動(社会貢献)」として理解されることから、西正寺(宗教法人)の予算の中から支出することも是ではないか、ということで前向きな見解・承認をいただくことができました。  当面は、雑費等の予算枠を活用しながらになるかもしれません。遅くとも来年度には、相当の名目の予算科目を設定して、具体的な活動/お金の使い道を構築していきたいとおもっています。  (ちなみに、予算がつけられるといっても、多額のお金が使えるわけではありませんが…それでも)個人的には、歩みを一歩また進めさせていただけたような思いでいます。 【参考】 『中外日報』社説(2021年2月17日) https://www.chugainippoh.co.jp/article/editorial/20210217.html 稲場圭信先生のブログ https://note.com/dr178/n/n5ed214ca95ad

8/10  教育委員会視察・ひと咲プラザ(アマブラリ、あまぽーと(ユース交流センター」)・兵庫県尼崎こども家庭センター ・いくしあ)

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  8/10(火)は教育委員会の協議会として視察を行いました。いわゆる施設見学です。   〇 「Up to You!」の報告会に参加しました  施設見学の前に、13:00~15:30まで同敷地内にあるひと咲タワーで行われていた「Up to You!」活動報告会( https://peatix.com/event/2402906/view )に参加してきました。  ユース交流センターで活動する高校生や大学生の主体的な取り組みについて、市長・教育長をはじめとした行政職のみなさんに、プレゼンテーションするイベントでした。  気軽に参加したのですが、プレゼンひとつひとつに気持ちが込められて、それぞれの課題に自分自身をかけて取り組もうとされているのがとても伝わってきました。   参加されているみなさんも、真摯にプレゼンされているユース世代に感化されたのか質疑や意見交換も大変熱く盛り上がっていました。  今後のこのユースカウンシル事業の展開も大変楽しみです。 〇 視察しました  「Up to You!」終了後、15:00から17:00過ぎまで、教育長・教育委員のみなさん、事務職のみなさんと ひと咲プラザの諸施設を見学させていただきました。  見学させていただいたのは、教育委員会が関連する施設である、  ・アマブラリ、あまぽーと(ユース交流センター」)  ・兵庫県尼崎こども家庭センター  ・いくしあ の3施設です。 〇 ユース交流センター  アマブラリ、あまぽーとでは、市長部局のこども青少年局が中心に、ユース交流センター( https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/afterschool/1016894/index.html )の取り組みを進められています。  ユース世代に寄り添うスタッフのみなさんが常駐され、中高生、ユース世代の居場所として、活動が行われています。家のようなリラックスした感じでソファーにくつろぐ人、集まってボードゲームを楽しむ人、若い人たちの居場所としてとても大事な活動をしてくださっていました。 (ビリヤードや電子ドラム、電子ピアノ、マンガやゲームなどが設置されています。)  なかなか高価で、買うことのできない音楽の機材に触れる機会としてもとてもよさそうです。 リラックスできるソファーやテーブルがあって、くつろ...

8月4日(水) 尼崎市総合教育会議(個人的報告)

 2021年8月4日(水)。この日は、教育委員のお仕事。尼崎市総合教育会議が開催されました。 12:30に教育委員会室に集まり、一つ会合を経たあと、市役所本庁舎へ移動しました。 13:30。定刻に開始。 議題は以下の2件。  1、令和2年度子どもの人権アンケートの調査結果について  2、尼崎市体罰等防止ガイドラインについて それぞれ、市長部局、市教委で取り組んだ取り組みについての情報共有と意見交換を中心に行われました。アンケートについてはすでに教育委員会に提示されて所感を述べたりしていましたし、また体罰防止等のガイドラインについても、教育委員会で、文案について議論され何度も拝見していました。しかし、こういった大きな会議に提示する、ということにまたそれ相応の意味があるものと考えています。  それぞれの施策について、市長・教育長、各教育委員から意見が述べられました。以下に私個人が述べた所感の概要を挙げておきます。  アンケートについては、結果、数値とどのように向き合うのか。実態を把握する上で非常に大切な調査と言うことになると思うが、増えた・減ったといった「数字」のみにとらわれるのではなく、出てきた数字をどのように読み込んでいくか、「実践的」な向き合いが必要になってくるものと思うことを述べました。  体罰防止等ガイドラインについては、以下の三点についてお願いしました。  ・常に実践的に扱われ、継続的な見直しと更新を行ってほしい。  ・学校ー教育委員会のみではなく(ガイドラインにも一部記載があるが)生徒・児童、保護者、そして地域と連携する形で進展するような施策であってほしい。  ・体罰やいじめというネガティブニュースも、隠さずに可能な限り 情報公開してほしい。  上の2点については、教育委員会の会議でも提案し、事務局から前向きな回答をいただいていました。3点目の情報公開については、体制や「個人情報」等、検討すること、クリアすべき課題が多いものではありますが、そういうことを通じて、信頼・信用ということも得られてくるのだろうと思います。  問題が0という教育というのは(目指されるべきではあると思いますが、)現実にはなかなか実現することは難しいと思います。問題がおこったときに、なにをすべきか、どうすべきか、どうあるべきか、大事な議論であるように思います。  簡単なところで...

立命館大学~古巣の訪問~アクセスさんに書き損じはがきの寄付に(7/20)

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 2021年7月20日(火) 午前中は立命館大学にやってきていました。 カリー寺基金のクラウドファンディングで、カリー寺住職の半日貸し出しのリターンの実行に。 購入くださったのは、以前に文化財調査でご一緒したことのある、現・立命館大学の先生。 京都学の講座で、カリー寺をはじめとした西正寺の取り組みを紹介し、お話をさせていただきました。 実際にフィールドに調査に行かれる学生さんが多いらしく、地域とのつながりや、調査・フィールドワークに行くことなどを踏まえた質問もいただきました。  話したいことがたくさんあったせいか、「すべて出し切った感」が最近はあまりないのだが、それでも一定程度、意味を感じていただけたようで、よかった。(ありがとうございました)  立命館大学を後にして、昼過ぎに差し入れをもって、本山で行われている安居事務所、それから古巣の研究所に、陣中見舞いと夏のご挨拶に伺う。 今後、連携してお仕事をする可能性もあり、そのあたりについて、意見交換も少々。対面でお会いするのが久しぶりのみなさんで、お顔を拝見できてよかった。 15:00をまわったあと、NPO法人アクセスを訪問。 ここ7年間、西正寺の御門徒のみなさんにもご協力いただき、集めている「書き損じはがき」のお届けに。 今回も200枚を超えるハガキと切手が集まり、アクセスさんに寄付することができました。 こちらは、フィリピンの小学生が一年間小学校に通う学費として使用してもらっています。毎年、クリスマスカードや、手書きのお礼のお手紙をおくってくれて、ささやかながら、お役に立てていることが感じられる取り組みのひとつです。 お渡しした、書き損じのハガキ/未使用の切手を手にされている アクセス事務局長の野田さんの写真。 こういうNGOさんたちと連携したり、集まったりする活動も、コロナで停滞しているので、またなにか、できたらいいですね、というお話等も。 ちょっとずつ、ちょっとずつ、動いていくことができたらよいなぁと思いながら、帰途に就きました。

バースディ・ドネーション(勧進企画)  「生理の貧困」に対する取り組みを応援します

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 バースディ・ドネーション(勧進企画) (7/4~7/12まで)  「生理の貧困」に対する取り組みを応援します    (当たり前のものを当たり前に手にできるように…) ◎現在までの合計: 87932円(46名)  ※ご協力いただいたみなさんのお名前・メッセージは この投稿の一番下に掲載しています。 【7/30 更新】  ・たくさんのお祝い、ご協力をありがとうございました。  ・現在生理用品を学校現場に届けるための準備や下調べが進められています。過日、「NPO法人子どものみらい尼崎」理事長の濱田さんが、尼崎市教育委員会を訪問し、寄付の意向と、教育委員会側の意見などを伺ってこられました。  ・まだ、いただいた寄付を具体的に物品を届けるというところには至っていませんが、いただいた寄付やメッセージが、励みになり、推進力になっていることを感じています。  ひとまず、現状のご報告まで。 ………………………… 【お願い】  7/11、中平了悟は44歳の誕生日を迎えます。それに際して、バースデイドネーション(仏教的にいえば「勧進」的な)の呼びかけをさせていただきたいと思いました。  今回、寄せていただいた募金は、「子どものみらい尼崎」さん http://r.goope.jp/amakmirai (濱田格子理事長)と協力して生理用品を購入し、学校現場に届けるために使わせていただきたいと思います。(全額「生理用品購入」のために使用します)  ご縁のみなさんから、お祝い替わりに協力してやるよー というようなお気持ちを寄せていただけたら、あるいは、これをきっかけに関心をもっていただくようなことになれば、大変ありがたいと思っております。 【どうしてこんなことしているの?】  この年齢になると、誕生日が「めでたい」と思ったり、「ウキウキする」というようなことはあまりありませんが、お祝いの気持ちを向けていただけるというのは、それはそれで、うれしいことだったりします。  近頃は、バースディドネーションとして、自分の誕生日のお祝いを特定の寄付に振り向けていただくようにお願いをするというようなことも行われています。私も昨年の誕生日に、ちょうど直前に発生した尼崎市杭瀬中市場の火災からの復興を支援する募金を呼び掛けたところ、たくさんのご協力をいただきました。  昨年のバースディドネーション企画はこ...

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