2017年1月2日月曜日

映画『ある天文学者の恋文』

『ある天文学者の恋文』

http://gaga.ne.jp/tenmongakusha/


昨日の『聖の青春』に引き続いて、正月は映画をと、続けて映画を見てきました。
塚口サンサン劇場。昨日は、サービスデイで1000円で鑑賞できたからか、映画自体の評価だったのか、席が結構埋まっていたのに比して、今日は、50席弱の座席に、観客は僕を入れて6名。

悠々としたスペースで鑑賞した。
少ない観客でゆったりと見れるのも、ありがたいことだけれど、
営業的には心配にもなる。(サンサン劇場、すごくいいところですよ!)


◆映画の感想(あくまでも個人の感想) 
 ※以下、ネタバレではないけれど、水を差すようなレビューでもあるので、ご注意を。

さて、映画。ホームページの紹介文、

「一人の天文学者が恋人に遺した“謎”をめぐる物語。数十億年前に死してなお、地球に光を届ける星々のように、命尽きても、我々の愛は大切な人たちの行く先を照らし続けることができるのか。そんな壮大でロマンに満ちたテーマを、名匠トルナトーレが描きあげる。」

というのを期待して見にいったわけです。
結局の所、感情が揺さぶられるところは個人的には少なかった。
昨日の『聖の青春』の方が、感情移入しやすかったのは、
和洋の文化の違いもあるのだろうか。

 あるいは、「死者が、死んだ後も手紙を送り続けてくる」という謎と、そこに向き合かっていく、という「理」というか「知的」な謎にモチベートされた行動は、恋人との「死別」「離別」という悲しみ(感情)を少々背景へと追いやってしまっていたのではないかとも思った。
 感情的な描写もあったけれど、それ以上に、送られてくる手紙や、謎への追跡に比重があって、個人的にはもっと感情に振って欲しかったかなと思う。(これは、個人的なニーズなのかも知れない)


 ただ、2時間の間、あまり退屈もせずに、ちゃんと映画に向き合えたと言うことは、駄作ではないのだろうと思う。そもそも、あまり映画を見ない僕が、そこそこ集中して見たというのは、ちゃんと記しておきたい。
 
 エディンバラや、「イタリア湖水地方のサン・ジュリオ島」なんかの街並み、風景はとても美しかった。

 映画を見て過ごす日っていうのも悪くないなぁと思います。

 

Yahoo!のレビュー
http://movies.yahoo.co.jp/movie/357363/



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