大崎善生『聖の青春』(角川文庫)
映画『聖の青春』を元旦に見て以来、一連の本を読んでいた。
・山本おさむ マンガ・『聖(さとし) 天才・羽生が恐れた男』
・大崎善生『角川つばさ文庫版 聖の青春 病気と戦いながら将棋日本一をめざした少年』
ただ映画も含めやはり、一連の本の原点・原作がこの大崎善生『聖の青春』。
映画や漫画ではカットされていたエピソードも含まれていて、それがまた村山棋士の実像と、生きる姿を思わせられる。
3才で腎ネフローゼを発症し、死を意識しながら、「将棋を指す」という人生を生きた棋士・村山聖の生涯。
映画では、7段昇格からが物語りの中心だったが、本書では、3才のネフローゼ発症から、将棋との出あい、奨励会入会も含め、その人生通して描かれている。
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