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10/19のこと

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 10月に入り、出講先も対面講義を再開。  先週から京都へ電車移動を再開していたけれど、久しぶりでまだちょっとしっくりと来ない部分があり、「出勤」というより「おでかけ」気分がのこる。  京都駅のホームに降りたところで、キヨスクが自動販売機コーナーに変わっていたことに驚く。案内をみると、すでに3月から変わっていたようだ。しばらく京都に来ない間に、いろいろと変わっていた。(そういえば、先週も電車の車窓から見える風景が、アレコレ変わっていたことに驚いた) 午前中は、そのまま地下鉄で「中央仏教学院」(中仏)に。「社会伝道論」の講義。(この日のテーマは、ジェンダー/セクシュアリティ だった)。 午後は、中仏から、嵐電・市バスを利用して、龍谷大学大宮学舎へ。実践真宗学研究科の「宗教実践特殊研究」。テキストに指定した書籍の論文を院生さんたちと読んでディスカッションをする形式。今回の場所は「時代・社会の変化と葬儀の変化」がテーマの箇所。受講生のみなさんも大変意欲的に、関心をもって取り組んでくれていて、充実したディスカッションになりつつある。  講師控室で、ひさしぶりにS先生と会う。立ち話をしながらが、駅まで移動。  一時自宅に戻り、メールに返信等をしたあと、地域の有志と、「社会学習/生涯学習」に関する勉強会に。具体的に行政の施策や、審議会の形式についての意見交換や、情報交換もあり、リアルな課題感を踏まえた話し合いになり、予定していた時間を超過し、22:00近くまで。  朝から夜まで、人と会い、話し合いを重ねたような1日。  

西正寺における社会活動(社会貢献活動)について

  【西正寺は、これから宗教法人としても社会的な活動に乗り出したいと考えています】 昨日の西正寺の総代会で、認めていただいたことを一つご報告したいと思います。 かねてより宗教関係の業界紙(中外日報さん、文化時報さん)等でも取り上げられていたと記憶していますが、文化庁より以下のリンクのような文書が出されています。   https://www.bunka.go.jp/seisaku/shukyohojin/pdf/92805001_01.pdf 宗教法人が行う社会貢献活動について(情報提供) 西正寺の総代会では、この文書を資料として添付させていただき、前住職も私もそれぞれ個人的に取り組んできた活動や、西正寺として地域・社会にどうかかわってきたか、いくかということについて話題に挙げさせていただきました。 結論から言いますと、前住職が行っている保護司としての活動、あるいは私が「テラからはじまるこれからのハナシ」として個人的に行ってきた活動も、対外的には「西正寺の活動(社会貢献)」「住職・前住職の活動(社会貢献)」として理解されることから、西正寺(宗教法人)の予算の中から支出することも是ではないか、ということで前向きな見解・承認をいただくことができました。  当面は、雑費等の予算枠を活用しながらになるかもしれません。遅くとも来年度には、相当の名目の予算科目を設定して、具体的な活動/お金の使い道を構築していきたいとおもっています。  (ちなみに、予算がつけられるといっても、多額のお金が使えるわけではありませんが…それでも)個人的には、歩みを一歩また進めさせていただけたような思いでいます。 【参考】 『中外日報』社説(2021年2月17日) https://www.chugainippoh.co.jp/article/editorial/20210217.html 稲場圭信先生のブログ https://note.com/dr178/n/n5ed214ca95ad

8/10  教育委員会視察・ひと咲プラザ(アマブラリ、あまぽーと(ユース交流センター」)・兵庫県尼崎こども家庭センター ・いくしあ)

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  8/10(火)は教育委員会の協議会として視察を行いました。いわゆる施設見学です。   〇 「Up to You!」の報告会に参加しました  施設見学の前に、13:00~15:30まで同敷地内にあるひと咲タワーで行われていた「Up to You!」活動報告会( https://peatix.com/event/2402906/view )に参加してきました。  ユース交流センターで活動する高校生や大学生の主体的な取り組みについて、市長・教育長をはじめとした行政職のみなさんに、プレゼンテーションするイベントでした。  気軽に参加したのですが、プレゼンひとつひとつに気持ちが込められて、それぞれの課題に自分自身をかけて取り組もうとされているのがとても伝わってきました。   参加されているみなさんも、真摯にプレゼンされているユース世代に感化されたのか質疑や意見交換も大変熱く盛り上がっていました。  今後のこのユースカウンシル事業の展開も大変楽しみです。 〇 視察しました  「Up to You!」終了後、15:00から17:00過ぎまで、教育長・教育委員のみなさん、事務職のみなさんと ひと咲プラザの諸施設を見学させていただきました。  見学させていただいたのは、教育委員会が関連する施設である、  ・アマブラリ、あまぽーと(ユース交流センター」)  ・兵庫県尼崎こども家庭センター  ・いくしあ の3施設です。 〇 ユース交流センター  アマブラリ、あまぽーとでは、市長部局のこども青少年局が中心に、ユース交流センター( https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/afterschool/1016894/index.html )の取り組みを進められています。  ユース世代に寄り添うスタッフのみなさんが常駐され、中高生、ユース世代の居場所として、活動が行われています。家のようなリラックスした感じでソファーにくつろぐ人、集まってボードゲームを楽しむ人、若い人たちの居場所としてとても大事な活動をしてくださっていました。 (ビリヤードや電子ドラム、電子ピアノ、マンガやゲームなどが設置されています。)  なかなか高価で、買うことのできない音楽の機材に触れる機会としてもとてもよさそうです。 リラックスできるソファーやテーブルがあって、くつろ...

8月4日(水) 尼崎市総合教育会議(個人的報告)

 2021年8月4日(水)。この日は、教育委員のお仕事。尼崎市総合教育会議が開催されました。 12:30に教育委員会室に集まり、一つ会合を経たあと、市役所本庁舎へ移動しました。 13:30。定刻に開始。 議題は以下の2件。  1、令和2年度子どもの人権アンケートの調査結果について  2、尼崎市体罰等防止ガイドラインについて それぞれ、市長部局、市教委で取り組んだ取り組みについての情報共有と意見交換を中心に行われました。アンケートについてはすでに教育委員会に提示されて所感を述べたりしていましたし、また体罰防止等のガイドラインについても、教育委員会で、文案について議論され何度も拝見していました。しかし、こういった大きな会議に提示する、ということにまたそれ相応の意味があるものと考えています。  それぞれの施策について、市長・教育長、各教育委員から意見が述べられました。以下に私個人が述べた所感の概要を挙げておきます。  アンケートについては、結果、数値とどのように向き合うのか。実態を把握する上で非常に大切な調査と言うことになると思うが、増えた・減ったといった「数字」のみにとらわれるのではなく、出てきた数字をどのように読み込んでいくか、「実践的」な向き合いが必要になってくるものと思うことを述べました。  体罰防止等ガイドラインについては、以下の三点についてお願いしました。  ・常に実践的に扱われ、継続的な見直しと更新を行ってほしい。  ・学校ー教育委員会のみではなく(ガイドラインにも一部記載があるが)生徒・児童、保護者、そして地域と連携する形で進展するような施策であってほしい。  ・体罰やいじめというネガティブニュースも、隠さずに可能な限り 情報公開してほしい。  上の2点については、教育委員会の会議でも提案し、事務局から前向きな回答をいただいていました。3点目の情報公開については、体制や「個人情報」等、検討すること、クリアすべき課題が多いものではありますが、そういうことを通じて、信頼・信用ということも得られてくるのだろうと思います。  問題が0という教育というのは(目指されるべきではあると思いますが、)現実にはなかなか実現することは難しいと思います。問題がおこったときに、なにをすべきか、どうすべきか、どうあるべきか、大事な議論であるように思います。  簡単なところで...

立命館大学~古巣の訪問~アクセスさんに書き損じはがきの寄付に(7/20)

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 2021年7月20日(火) 午前中は立命館大学にやってきていました。 カリー寺基金のクラウドファンディングで、カリー寺住職の半日貸し出しのリターンの実行に。 購入くださったのは、以前に文化財調査でご一緒したことのある、現・立命館大学の先生。 京都学の講座で、カリー寺をはじめとした西正寺の取り組みを紹介し、お話をさせていただきました。 実際にフィールドに調査に行かれる学生さんが多いらしく、地域とのつながりや、調査・フィールドワークに行くことなどを踏まえた質問もいただきました。  話したいことがたくさんあったせいか、「すべて出し切った感」が最近はあまりないのだが、それでも一定程度、意味を感じていただけたようで、よかった。(ありがとうございました)  立命館大学を後にして、昼過ぎに差し入れをもって、本山で行われている安居事務所、それから古巣の研究所に、陣中見舞いと夏のご挨拶に伺う。 今後、連携してお仕事をする可能性もあり、そのあたりについて、意見交換も少々。対面でお会いするのが久しぶりのみなさんで、お顔を拝見できてよかった。 15:00をまわったあと、NPO法人アクセスを訪問。 ここ7年間、西正寺の御門徒のみなさんにもご協力いただき、集めている「書き損じはがき」のお届けに。 今回も200枚を超えるハガキと切手が集まり、アクセスさんに寄付することができました。 こちらは、フィリピンの小学生が一年間小学校に通う学費として使用してもらっています。毎年、クリスマスカードや、手書きのお礼のお手紙をおくってくれて、ささやかながら、お役に立てていることが感じられる取り組みのひとつです。 お渡しした、書き損じのハガキ/未使用の切手を手にされている アクセス事務局長の野田さんの写真。 こういうNGOさんたちと連携したり、集まったりする活動も、コロナで停滞しているので、またなにか、できたらいいですね、というお話等も。 ちょっとずつ、ちょっとずつ、動いていくことができたらよいなぁと思いながら、帰途に就きました。

バースディ・ドネーション(勧進企画)  「生理の貧困」に対する取り組みを応援します

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 バースディ・ドネーション(勧進企画) (7/4~7/12まで)  「生理の貧困」に対する取り組みを応援します    (当たり前のものを当たり前に手にできるように…) ◎現在までの合計: 87932円(46名)  ※ご協力いただいたみなさんのお名前・メッセージは この投稿の一番下に掲載しています。 【7/30 更新】  ・たくさんのお祝い、ご協力をありがとうございました。  ・現在生理用品を学校現場に届けるための準備や下調べが進められています。過日、「NPO法人子どものみらい尼崎」理事長の濱田さんが、尼崎市教育委員会を訪問し、寄付の意向と、教育委員会側の意見などを伺ってこられました。  ・まだ、いただいた寄付を具体的に物品を届けるというところには至っていませんが、いただいた寄付やメッセージが、励みになり、推進力になっていることを感じています。  ひとまず、現状のご報告まで。 ………………………… 【お願い】  7/11、中平了悟は44歳の誕生日を迎えます。それに際して、バースデイドネーション(仏教的にいえば「勧進」的な)の呼びかけをさせていただきたいと思いました。  今回、寄せていただいた募金は、「子どものみらい尼崎」さん http://r.goope.jp/amakmirai (濱田格子理事長)と協力して生理用品を購入し、学校現場に届けるために使わせていただきたいと思います。(全額「生理用品購入」のために使用します)  ご縁のみなさんから、お祝い替わりに協力してやるよー というようなお気持ちを寄せていただけたら、あるいは、これをきっかけに関心をもっていただくようなことになれば、大変ありがたいと思っております。 【どうしてこんなことしているの?】  この年齢になると、誕生日が「めでたい」と思ったり、「ウキウキする」というようなことはあまりありませんが、お祝いの気持ちを向けていただけるというのは、それはそれで、うれしいことだったりします。  近頃は、バースディドネーションとして、自分の誕生日のお祝いを特定の寄付に振り向けていただくようにお願いをするというようなことも行われています。私も昨年の誕生日に、ちょうど直前に発生した尼崎市杭瀬中市場の火災からの復興を支援する募金を呼び掛けたところ、たくさんのご協力をいただきました。  昨年のバースディドネーション企画はこ...

2021年6月28日 教育委員会定例会に出席しました。

 6月28日(月)、15:30より尼崎市教育委員会定例会が開催され、教育委員として出席してきました。  定例会の議題等は、 ・予算に関すること ・社会教育委員の人事に関すること ・図書館の規定/条例に関すること ・あまっ子ステップアップ調査の結果についての報告 についての協議と、教育委員会の活動・今後の予定の報告等でした。  これらはまた正式な報告書が作成され、公開可能なものは市のHPで公開されます。  予算、人事については非公開の協議となりましたが、それらも含めて15:30~17:00ごろまで、丁寧に審議・議論が行われました。教育委員からの質問に対しても、担当職員のみなさんから真摯な回答をいただいたと感じています。  公式な委員会(定例会)終了後、非公式な場で、諸事の報告・相談、文書等についての協議を行いました。  大きなものとしては、尼崎市教育委員会が数年来取り組んできている「体罰等防止ガイドライン」に関するディスカッションがありました。  市で公開されている情報としては以下のものになります。 ◎ 体罰根絶に向けた有識者会議について (こちらで、体罰根絶に関する協議や議論が重ねられてきました。) https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/school/1017027/1017205/1017887.html  ⇒ 議事録やまとめを読みましたが、参考になりました。 ◎ 体罰防止ガイドラインについて (令和三年三月二十二日開催の総合教育会議別添資料) https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/975/0322betten1.pdf  このガイドラインに関する議論等も行われました。 (会議では、より完成に近い形で提示されています)  体罰に関しては、先年尼崎の市立高校で発生し、報道などでも大きく取り上げられ関心の大きなものです。決して起こってはならないものであり、今後抑止・防止していかなければいけないことはいうまでもありません。    とはいえ、教育委員会と学校だけでこれらの取り組みが出来上がるものでもないと思っています。ちょうど先日、西正寺で開催した「教育に関する雑談をする会」でも、参加...

2021年6月28日 本日は 教育委員会定例会です(ご案内)

 【本日は教育委員会定例会の開催日です】  6月28日(月)教育委員会定例会です。  教育委員会の会議は公開されており、傍聴することができますが、人事や非公開の議事もありますので、途中で退席をいただくこともあります。(←これ、結構多いです。ですので、意気込んできていただくと、肩透かしになるようなことかもしれず、申し訳ないような思いがします)  そして、会議自体は、すでにいくつかの協議やすり合わせなども経て出てくるものですので、大きな反対や、苛烈な議論が起こることもなくまとまってしまいます。  議事録を見ていただくと、粛々と進む会議記録になっています。  実は、定例会後に、また非公式の打ち合わせがあり、そちらでいろいろと議論や意見交換も行われています。しかしそちらは、公開されておらず、またあまり知られていないのではないかと思います。  もっともっと、透明性が高めていければいいなとも思っていますが、行政組織としての課題もあり、簡単にはいかないことだとも思っております。  可能な限り、こういう形でもみなさんと共有し、意見交換や、お話もできればと思っています。どうぞよろしくお願いします。 #尼崎市教育委員会 以下、リンク先より https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/torikumi/1002018/095kyouikuiin.html ……………………… 開催場所   尼崎市教育・障害福祉センター3階 教育委員会室 次回開催予定 教育委員会6月定例会    令和3年6月28日(月曜日) 午後3時30分から 傍聴について 教育委員会の会議は公開が原則ですので、傍聴することができます。ただし、議題の内容によっては非公開になる場合がありますので、ご了承ください。 傍聴を希望される方は開会30分前までに教育委員会事務局企画管理課(尼崎市教育・障害福祉センター3階)へお越しの上、傍聴券交付申請書に住所・氏名を記入してください。 傍聴希望者が傍聴席数を超える場合は抽選となる可能性がありますのでご了承ください。 傍聴される方は「尼崎市教育委員会傍聴規則」の指定事項を守っていただくこととなります。 新型コロナウイルス感染症への対応について 傍聴の際は可能な限りマスクのご着用をお願いします。 感染症(風邪など)、咳、発熱や体調...

【講演/出講のお知らせ】龍谷大学福祉フォーラム対話共創型プロジェクト「お寺で出会い、地域にご縁~つながり・居場所をどう作るか~」

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 このたび、以下のようなフォーラムにお声がけをいただき、登壇させていただくこととなりました。詳細・参加申し込みについては、以下のリンクおよび、チラシの画像データからご覧ください。 https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-8651.html  「コロナ禍での活動を考える」とありますのは、私からの提案ではなく企画ベースですでに設定されていたお題でもあります。実際、私が西正寺において「コロナ」において新しい活動や対応をした、ということはあまりありません。ですので、実践事例というより、問いや課題を一緒に考えていただくことになるのではないかなぁと思っております。  基本的には、コロナ以前にお寺で感じていた課題や、自坊や地域での取り組みのお話と、プラスαを提言できればと思っています。  有料の講座ですが、テーマ・内容に関心をもっていただけましたらご参加いただけましたら幸いです。

教科書展示会@ひと咲きプラザに立ち寄ってみました。

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本日、 所用でひと咲きプラザに立ち寄ったところ、「教科書展示会」なるものが開催されているのを目にしました。 せっかくなのでと、立ち寄っていろいろな教科書を拝見してきました。 先におひとり年配の男性がいらっしゃって、帰りがけに立ち話をすこししました。こういう機会があることのすばらしさや、子どもたちに「教える」活動をされているので、どんな教科書を使っているのかを見れることは、貴重な機会だとおっしゃっていました。 こういう機会がもっと広く公開されて、関心のある方に届けばよいなぁと思います。 正直、展示というより「閲覧」というほうが近いような気もしますが、それでも、こういう機会が開かれているというのはとてもよいことだと思いました。 市のホームページでも情報がアップされていました。 https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/.../kaku.../1024429.html #尼崎市教育委員会 #教科書展示 #貴重な機会

教育に関わる雑談する会@西正寺

このたび、西正寺にて以下の会を開催することとなりました。 教育に関してみなさんと雑談をしたいと思っております。 新型コロナウィルス感染症の流行下でありますので、感染症対策、および人数制限を実施して開催します。 以下の内容をご覧いただき、お申し込みをお願いいたします。 Facebookのイベントページ  https://www.facebook.com/events/220896846530098/?ref=newsfeed ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※ 新型コロナ感染対策及び、会の性質上、定員を設定していますので、必ずお申し込みの上、ご参加ください。お申込みいただけない場合は、ご参加いただけませんので、ご容赦ください。 名称 教育に関わる雑談する会@西正寺 実施日  2021年6月26日(土)14:30~16:30頃 終了 会場  浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺 本堂    尼崎市上坂部3丁目36-8 お問い合わせ :  info@saishoji.net 主催 :テラからはじまるこれからのハナシ。 進行 : ・中平了悟  (浄土真宗本願寺派清光山西正寺住職/尼崎市教育委員会 教育委員) ・内田扶喜子 (尼崎市子ども青少年局 こども青少年部 こどもの人権擁護担当) 趣旨  進行役の二人は、この4月からそれぞれ尼崎市の教育、こどもの人権に関する事業等に関わる立場についたり、新しい取り組みをはじめたりということがありました。それぞれの仕事を進め、また特に尼崎の教育に関することを知り、考えていくうえで、いろいろな方たちのお話を聞き、意見交換、コミュニケーションすることが大切だと改めて感じています。そこで、今回、特に教育(全般)をテーマに、雑談、おしゃべりをする会を開催しようということになりました。特に、なにかを提供できる、得られるものがあるとお約束はできません。その場その場で、おしゃべりをしたり、質問をしたりして、時間を過ごしたいと考えています。   ・学校に関わる方(教職員・PTA・教育委員会関係者)   ・地域で子ども・少年少女に関わる方(NPO・クラブスポーツ活動、塾、その他)   ・保護者の方   ・教育の受け手(小中高生、大学生)   ・研究者   ・その他、「教育」に関わり、関心を持たれている方  ...

医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律案 に関して

  #尼崎市教育委員会  尼崎市の前教育長・松本眞さんの「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律案」に関する投稿。 https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=896506271221938&id=100025877191382  恥ずかしながら国会での法律成立の経緯などは知らず、この投稿で教えていただきました。大変大切な指摘がされているかと感じました。  可決された法案はこちらにありました。  〈衆法 第204回国会 34 医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律案〉 https://www.shugiin.go.jp/.../honbun/houan/g20405034.htm  市教委に関わらせていただいて、学校園の運営に関して、さまざまな配慮や施策が行われていることを改めて感じています。この法律にある医療的ケアが必要など、医療や福祉領域からの支援なくしては学校に通えない方(児童・生徒)たち、あるいは学校に通うこと自体が困難な方たちへの教育を保障することも大変大切にして市教委・学校教職員のみなさんがお仕事をされているのを感じました。(まだ2か月そこそこの関わりですが、それでも…)  あらためて思うことは、市教委・学校といった教育領域だけではなく、受け手として(いままで教育を受けたもの、また次代に受けさせるものとして)市民として一緒になにをするか、市民レベルで一緒に考え、関わっていくことが本当に、本当に大切になっていくのだろうと思っています。  恥ずかしながら教育委員になったからこそ、こんな風に思うのだろうと思うのですが、思った以上はこれを見てくださっている皆さんと、ここにこう言ったことなどもふくめて、共有させていただき、考えていきたいと思っています。

教育委員会5月定例会

 5月26日(水)は、教育委員会の定例会でした。  本来は、毎月第四月曜日に実施されていますが、今月は(中止になりましたが)聖火リレーが尼崎で実施される予定だった日と重なっていたために、この日に延期になりました。  10:00から、教育長・委員全員出席のもと、教育委員会定例会が実施されました。  議事録はまた後日公開される予定ですので、詳細はそちらをご覧いただけたらと思います。  (一部、非公開の議事もあります)  この日は、職員人事に関すること、関連する審議会の委員の委嘱に関すること、来年度の学校教科書の図書選定の方針に関することが議題に挙がりました。  その他、コロナ下での学校教育の運営状況や、教育委員会からの情報発信、についてもお話がありました。  委員の方からは、それぞれの立場から種々質問をさせてもらっています。教育委員会職員のみなさんは、我々委員の質問に丁寧に回答をくださり、また諸々の事案の対応についても、各方面と調整して適切な対応をとるべく努力をはらってくださっているように思っています。(こういう委員会のお仕事の一つは、質問を通して確認をさせていただくということもあると思っていますので、気の付いたところは、質問やコメントをさせていただくようにしています)  定例会終了後には、教育長・委員、教育次長はじめ一部の職員方と意見交換のような時間がありました。研修やスキルアップ、学校生活に関する幾つかのことについて話し合い等がありました。  日本の学校の中で当たり前のように行われているいくつかのこと―教職員のみなさんの「授業研究」や、児童・生徒のみなさんがおこなっている日常の「そうじ」など、実は当たり前のようでありながら、海外から非常に注目されているという一面があって、そういう「当たり前」の部分を見直してみては?というような声もあがりました。   一方で、教育現場では常に大小さまざまな問題が発生し、また乗り越えていくべき課題も多いと感じてもいます。簡単なこと、できることもあれば、困難なこと、できかねることもさまざまあります。与えていただいた立場/お仕事・責任を大事にして、努めていきたいと思います。 尼崎の教育行政の情報は以下のページにまとめられています。 https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/sch...

2021年4月11日「おてらのそうじ」と「西正寺寄席(第十九回)」

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2021年4月11日日曜日。 西正寺では、「おてらのそうじ」と「西正寺寄席」が開催されました。 おてらのそうじは月に一度、朝からあつまって「おてらのそうじ」をして朝ご飯を食べていました。コロナの影響で、ごはんなく、おそうじ中心。 春の日差しがとても気持ち良い朝に、みなさんで、お掃除いただいた本堂は、とても気持ちよくなりました。 そうじのあと、縁側でお茶を飲みながらのおしゃべりは、 のんびりとした、とてもいい時間でした。  (みなさん、1時間以上すわって、のんびりとしていました) 午後から、西正寺寄席。2012年からですので、10年目になりました。 今回の出演は、 ・露の団姫さん ・露の眞さん ・桂九ノ一さん のお三方でした。 新型コロナウィルスが猛威を振るう中、下の写真のように、感染対策として、扉を開けて、開放的な雰囲気の中で、席も距離をとりつつの開催となりました。 ご参加いただいたのは、21名。 コンパクトながら、たくさんの笑い声があふれた時間になりました。

2021年度 お仕事

 備忘録として、今年度いただいている立場とお仕事、楽しみながら参加している地域活動をまとめてみました。 ◎本職 浄土真宗本願寺派清光山西正寺 住職(代表役員) ◎大学等 出講  ・龍谷大学 大学院実践真宗学研究科      (後期・火)「宗教実践特殊研究」  ・相愛大学 人文学部       (前期・月)「仏教思想と現代」      (後期・月)「真宗伝道演習」  ・園田学園女子大学      (前期・木)「つながりプロジェクト」  ・中央仏教学院 (通年・火)「社会伝道論」  ・NHK文化センター 梅田教室    (毎月第四金)「親鸞聖人と『歎異抄』~その姿と思想~」    (毎月第二金)「【オンライン】ふたりの僧侶と読み解く「正信偈」~やさしく学ぶ浄土真宗~」 ◎行政委員等  ・尼崎市教育委員(2021年度より)   ・尼崎市生涯学習審議会委員(2019年度より)     (教育委員就任に伴い、退任)  ・尼崎市地域サポーター(2020年度より)   (※2020年度まで地域活動支援コーディネーターが改称) ◎NPO法人等  ・NPO法人 アーユス仏教国際協力ネットワーク(理事) ◎本願寺/宗門関係  ・浄土真宗本願寺派 六条円卓会議 幹事  ・浄土真宗本願寺派 布教使課程 専任講師 ◎寺院での活動  ・西正寺寄席実行委員会(代表)  ・テラからはじまるこれからのハナシ。  ・カリー寺/カリー寺基金(住職) ◎地域での活動  ・みんなのサマーセミナー実行委員会 (副実行委員長)  ・ミーツ・ザ・福祉 実行委員会   ・オンライン公民館 (職員)( https://www.youtube.com/channel/UCJAywyvCbyeqht1EOr1aj6A )  ・杭瀬アクションクラブ  ・フリーマガジン『南部再生』  ・尼崎モルッククラブ(メンバー)( https://molkky-amagasaki.com/ )  ・ロッキンチェアーズ(2号店) ◎単発出講  ・浄土真宗本願寺派布教使等として(法話/布教) ◎その他 お寺での継続性のある活動 ・ふるまい市(コロナで中止中) ・普通を語ろう(仮)(随時開催) ・よいかなよいかな       2021/4/12 一部訂正・変更

新年度にいただいた立場について

2021年度になりました。年度が改まってからバタバタとすごしていました。西正寺の住職である、ということはまったく変わりませんが、今年度から新しい立場/お仕事をいただきました。  4月1日、尼崎市教育委員を拝命することになり、辞令を受け取ってまいりました。   お話をいただいて、自分に立場に見合う能力があるのか、責任を果たせるのかどうか、ということが一番の心配でした。お声がけくださった市長のお話や、教育委員の先輩のお話を伺い相談をさせていただき、 拝命することを決めました。  微力ではありますが、できるうる限り、尼崎の教育行政について力を尽くしてまいりたいと思います。これまでの自分の経験や、(教育委員会の所掌とはすこし違いますが)大学教育、あるいは文化財調査に関わった経験等も、何らかの形で還元することができればとも思っています。  自分のことを振り返ってみると、特にここ数年で尼崎でさまざまに活動する方たちと知り合い、つながりを持つことができました。教育現場や、子ども・若者に関わる活動をされている方たちも少なくありません。そういった声・話をより一層聞かせていただかないといけないと思っています。(お心のあたりのあるみなさま、ぜひぜひよろしくお願いします。)  ご存知の通り、本市の教育行政には、さまざまな、そして大きな課題があります。これまでは一市民として見ていたことを、その真ん中で責任を引き受けて関わらせていただくことに、身が引き締まる思いです。   もしかすると、「おかしいんじゃないか?」と思われること、多くのみなさんと見解や考えが相違することも起こるかもしれません。いろんな意見があるなかで、決断や判断をする一票を投じることをしなければいけないこともあるのだろうと思います。難しさを抱えるかもしれませんが、できうる限り丁寧に努めていきたいと思っています。    また、自分自身が判断し、何かをなすということももちろん必要ですが、みなさんの声を届けるということも与えられた仕事であると思っています。上に書いたことと重複しますが、すでにご縁をもっていただいているみなさんには、ぜひぜひご協力・ご助力をいただき、いろいろと教えていただきながら、与えられた責務を果たしていきたいと思っているところです。 どうぞよろしくお願いいたします。

繁昌する、ということ。

 浄土真宗を日本有数の仏教教団にした、本願寺第八代蓮如上人の言葉として、次のようなものが伝わっています。    一、一宗の繁昌と申すは、人のおほくあつまり、威のおほきなることにてはなく候ふ。一人なりとも、人の信をとるが、一宗の繁昌に候ふ。しかれば「専修正行の繁昌は遺弟の念力より成ず」(報恩講私記)とあそばされおかれ候ふ。 『蓮如上人御一代記聞書 』 (※ 大まかな意訳:仏教の繁昌というのは、人がたくさんあつまったり、勢いが大きく盛んになることではありません。一人であっても、信心を獲た人がいることが、繁昌というものなのです。そうであるから「浄土真宗の教え、専修念仏の教えが繁昌するということは、親鸞聖人が亡くなられた後の門弟たちの信心の力によって成就するものである」と(本願寺第三代の覚如上人の『報恩講私記』には)述べられているのです。)     仏教/お寺とはなにか、なにをすべきかということに、しばしば思い返し、考えさせられることばです。 たくさんの人に知られる、たくさんの人がやってくる、ということは、決してお寺の本来的/本質的な意味ではないのだと知らされる言葉です。  それらは、お寺のあるいは僧侶である私の行っていることの意味を測る軸にはなりえない(してはいけない)のだというのです。  では、「一人なりとも、人の信をとる」ということは、どういうことか。これもまた具体的に理解していくことが難しいことです。このことさえも、つかんだと思ったところに落とし穴や、過ちが潜んでいるようなことでもあるかもしれません。  仏教徒として、お寺とはどうあるべきか、僧侶のなすべきことはなにか。  簡単に答えが得られないし、また「見えやすいもの」「わかりやすいもの」に対してそれではないよ、という警句がちゃんと示されています。  また、そういった言葉を通して、常に問わざるを得ないし、なにかに安住することもできない。常に、自分がつかもうとするものを相対化させられる中でしか、なすべきことはみえないのではないだろうか?とも思ったりしています。

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