大阪教区寺族婦人会連盟 60周年のつどい という大変大きな会に出させていただきました。こちらは、数年かかりで企画され、「不安のなかに生きるわたし」というテーマでこの鼎談に向けて継続的に取り組みをしてこられました。
今日は、若松英輔さんの基調講演と、その後、著名な天岸浄圓先生、それに私が加わって鼎談をするというもの。正直、この顔ぶれに、なぜ私と誰もが思われるのではないかと思います。
若松先生には、はじめてお目にかかってご挨拶をさせていただきましたが、控室でも楽しくお話をしてくださり、終始楽しく、なごやかなムードで打ち合わせという名の雑談もさせていただきました。
はじまってみると、あっという間で、登壇者としてお役目を果たせたのかなというくらい、若松先生、天岸先生のお話に聞き入っていました。(タイムキーパー役は一定、果たせていたと思います)
若松先生からは、テーマの「不安」や、さらには「宗教」「宗教者」にまつわる深い問いを投げかけていただきました。
昨今の状況に「宗教」とはなにかを語らない宗教者が、宗教を壊しているのではないか。
「宗教」についてわれわれがもっと語るべきではないのか
不安は決して否定されるものではなく、新しい地平を切り開くものである。
不安を手放さずにいたい
等の印象的な言葉がありました。(※進行しながらだったので、しっかりとしたメモを取っておらず、記憶に頼って書き出しています。表現については、もしかすると差意があるかもしれません)
終わった直後は、あまり感じていなかったのですが、帰りの電車~帰宅するまで、ぼんやりしてしまってあまり記憶がなく、それなりに疲労していたのかもしれません。(それほどなにかしたのかという問いは残りますが… 苦笑)
帰宅後、年末に地域のもちつきを今年はお寺の境内で行うということで、関係者10数名の方と顔合わせと打ち合わせの会合に行きました。
地域の神社の宮司さんと、お店で同席して、お食事を一緒にするという、記念すべき機会でもありました。(盆踊りやお祭りなどで、テントで同席するということはありましたが、お店で席を同じくするというのは貴重な機会でした)
普段来られない方も、「もちつき」をきっかけに初めてお寺にお越しいただけることも多くあるだろうと思います。青年団の方も「お寺いったことないです」という方もいらっしゃいました。こういう地域組織の行事がお寺でできるようになるということも、大変意義深いことだと思っています。
12月24日の日曜日は、西正寺で地域のもちつきです。
ぜんざいもふるまわれる予定です。
また告知もしますが、どなたでも歓迎ということなので、ぜひぜひおこしください。
(※ おもち、ぜんざいはなくなり次第終了とのことです)
【追記】
不安に関連して、示唆を受けた本についても書き出してみました。
欠如・不安によって開かれてくる地平 磯前順一著『居場所のなさを旅しよう』とシェル・シルヴァシュタイン『ぼくを探しに』
https://ryogo1977.blogspot.com/2023/11/blog-post_76.html
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