2月22日は午後から総合教育会議でした。(13:30~15:00)
(参考リンク)総合教育会議について
・尼崎市「総合教育会議」
・文科省PDF
・wikiペディア「総合教育会議」
総合教育会議は、2014年の教育委員会の制度改革により設置された、地方自治体の長(つまり市長)と、教育委員を構成員として、教育行政について協議する会議です。
今回の会議では、以下の議題が取り扱われました。
1 子どもの人権擁護の取組状況について
2 学びの多様化学校設置基本方針(素案)について
3 その他
1は、市立高校などでの体罰事案を契機に、教育現場での体罰等について、毎年アンケートを行って、その回答とそれにもとづく聞き取りと、市教委の対応について報告するものです。
2は、このたび令和8年度に、尼崎市に「学びの多様化学校」という、不登校対策の特例校を、市立中学校として設置することを目指すことになりました。その基本方針の素案を始めて提示・公開するというものになりました。
会議で提示された内容は、上にあげている尼崎市の「総合教育会議」のページに、資料が提示されています。
また、松本眞市長も、ご自身のnoteに思いを書かれています。
松本眞 市長 notehttps://note.com/shinmatsumoto/n/nc9ce86b8b78c
3のその他では遅延していた、いじめ重大事態に関する調査の進捗について報告がされました。
こちらは、教育委員としてコメントする時間がありませんでしたが、大変関心をもっている問題です。前々回の総合教育会議で教育長から、報告のめどとして示された時期からも大変遅れてしまっています。稲村市長の時には「スピード感をもって対応する」と言われていましたが、第三者委員会の調査、調整に時間がかかり、ようやくに報告書が出されるというフィーズに入るような状況と聞いています。
この報告書の遅れについては、問題意識をもって以前に教育委員会事務局に質問し、説明を聞きました。隠ぺいや怠惰ということはありませんが、それでもこのように報告が遅れて行くというのは、構造的に課題があるような思いがしています。このあたり、詳しい方とまた意見の交換などができればと望んでいるところではあります。
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