第四月曜日は、教育委員会定例会の日。
今回はすこしイレギュラーなスケジュールで開会前 15:30から、尼崎双星高校の生徒さんたちが取り組んでいる、缶サット活動のプレゼンテーションを受ける。
昨年度(2021年度)缶サット甲子園(http://space-koshien.com/cansatnew/#intro)に参加し、優秀プレゼンテーションを受賞されたとのこと。
夏休みには、小中学生向けにイベントも実施してくれるとのこと
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/school/high/1031151.html
こういう新しい取り組みを応援できる尼崎市・教育委員会であればうれしい。
16:30から定例会。会議の議題は4件。
・尼崎市の公立学校で使用される教科書の選定について(議案第36号)
・教育委員会の事務点検・評価報告書について(議案第37号)
・学校運営協議会委員の委嘱について(議案第38号)
・尼崎市文化財保護審議会委員の委嘱について(議案第39号)
・尼崎市の公立学校で使用される教科書の選定について(議案第36号)について
小中学校の教科書採択は4年ごとのため、今回は対象外。毎年選定が行われる、支援学級・支援学校と、高等学校の教科書採択について提案・審議がおこなわれた。
参考:文部科学省 教科書制度の概要https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/gaiyou/04060901.htm
今回は、各選定委員会から提案されたもの、いずれも児童・生徒さんの実情に応じて提案されたものが教育委員会に提案されてきたものと理解している。特に支援学級・支援学校で使用される教科書については、検定教科書以外の一般図書を「教科書」として扱うことが認められており、一人一人の障害の状況や、特性に応じた100冊以上の図書が提案されてきている。
こちらは、大きな異論なく承認。
・教育委員会の事務点検・評価報告書について(議案第37号)について
こちらは、毎年の取り組みを振り返り、評価・点検を行おうために作成しているもの。
例えば、令和三年度のものはこちら
〇 PDF https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/570/R3kyouikuiinnkaihyouka.pdf
こういう振り返り、報告書を作成することはかなりの労力と調整が必要なものだと理解している。事務局職員の皆さんの業務・対応には頭が下がる。一方で、以下の様なコメント・要望を発言した。
・運営上の課題や、問題として取り上げられたものへの言及が明確になっていない。もうすこし踏み込んだ、反省や課題についての言及が欲しかった。
・成果のみではなく、課題や問題点を明確に提示することで組織的な改善が図ることができると思われる。また、私たち市民からの行政施策の信頼・信用という面からもより高い透明性をもった説明や、振り返りが提示されることが望ましいと思う。
(会議のコメントから細かな表現に少し相違があるかもしれませんが、だいたいそんなことを言ったつもりです)
・学校運営協議会委員の委嘱について(議案第38号)
・尼崎市文化財保護審議会委員の委嘱について(議案第39号)
これら、人事案件2件については、非公開の議案。何点か質疑を行い、審議しました。
定例会終了後、平場にて、教育委員・事務局の協議を行う。社会教育に関すること、「協議会」の内容に関すること、その他。終了時刻は、19:00過。
積み残されたり、未着手の課題感もあり、また個人的には「社会教育」や教育と教育行政に関して、勉強しないといけないなぁと感じるところもあり、新たな課題感も感じつつ帰途に。
特に課題に感じているものは、「社会教育」をどのように充実させていくか。よりよい尼崎の社会教育のためには、どのようなことが必要なのだろうか。たくさんの人たちと、広がりのある議論が必要な気がしているので、各方面からのご意見が聞きたい。
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