2022年7月28日木曜日

7月28日(木)お昼からずっと会議

 7月28日(木)暑い日だった。

 午前はお参り(月参り)。前住職と分担して、私は2件。ただ、尼崎の東南部と、北西部の対角線上にある2件で、両地点の移動だけで原付で30分という移動距離。古い原付が長距離を走ったおかげか、快調に回るようになった印象。


 午後からは、教育委員のお仕事で文科省主催の「市町村教育委員会教育長・教育委員研究協議会」に出席。(これも原付で移動した)
 平たくいうと、全国の他の自治体の教育委員会が、課題に対してどのように取り組んでいるかという、事例報告と情報交換をするという機会。

 資料と内容は事前に送られていたが、開始前12:00に教育委員会事務局に移動し、担当課の職員さんから改めて資料と施策についてのレクチャーを受ける。レクチャーに併せて、別件の気になっていることなどもお尋ねできるので、よい機会だったりする。

 13:30開会。オンラインなので、事務局のPCから参加。
 今回、テーマとして設定されていたのは、以下の4つ。その中から、参加者は2つの分科会を選んでグルーピングされる。(各グループ6名ほど)

・テーマ1:いじめ対策・不登校支援について
・テーマ2:教育の情報化について
・テーマ3:地域と学校の連携・協働について
・テーマ4:部活動のあり方について

このうち、テーマ1とテーマ3に参加。


テーマ1の主な論点は、どのようにいじめの認知件数の向上に努めているか、いじめ重大事態に至る前の対応や、発生後の体制はどのようになされているか等。
テーマ3の論点は、地域学校協働本部や、コミュニティースクールの導入状況と、独自の施策や成功事例、課題の共有といったところ。

 表面的には、似たものに見えてもよくよく聞いてみると、NPOや地域主体などと深く連携して取り組みを進めていたり、自治体・地域が歴史的に取り組んできた文脈の中でこれらの課題に対応する形をとられていたりということも、それぞれ聞かせてもらうことができた。

 また、教育委員会の構成や、委員の選定方法、構成のバランス等もそれぞれの自治体で全く違っていて、そのあたりの情報交換も一定刺激をもらう話題になる。

 事前に資料をもらうものの、直前のレクで付け焼刃的な面も正直ある。ただ、それ以上にこれまでの委員会での議論を他の自治体の取り組みと比較して検討したり、国(文科省)の課題感が自治体(尼崎市)の施策とどのように関連しているのかということを、具体的に把握出来る、教育委員としては貴重な機会でもある。

 他市の事例等の得られた知見や、感じた課題感を一委員として施策・事業に反映するというところまでには、超えるべきハードルが多くすぐには難しいだろうところは、やはり課題。

 終了後 16:30すぎからは、宗派(浄土真宗本願寺派)の布教使課程専任講師会議。これもオンラインのため、教育委員会の事務局の会議室やロビーをお借りしながら接続。前期の振り返りと、今後の中期研修の打ち合わせ。

 帰宅して19:00から、地域の福祉イベントの会議にこれまたオンラインで参加。終了後、布教使課程の企画に関して、21:00~23:00前まで、またオンライン会議。
ふりかえると、午後からずっとオンライン会議をしていた一日。

 家族にはごめんなさい。(教育委員会からのかえりみち、アイスクリームを買って献上した)



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