和歌山に行きました。
自宅療養中の先生に会いにいったのです。
お元気でした。
楽しくしゃべって帰ってきました。
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で、和歌山行く道中に読んでいた本ですが
「一即一切 一切即一」ということに触れられていました。
『華厳経』という経典の思想なのですが
「個の中に全が、全の中に個が、互いに相即し合い、融通し合って」いる
ことだそうです。難しいですな。
でも・・・
ふと思うんですね。それが、「一即一切 一切即一」という思想ではないのかもしれないけれど、連想して思ったこと。
例えば24色の色鉛筆があって、きれいに箱に入っている。
24色そろってないと、「24色入り」の色鉛筆にならないわけです。
その中の1本を仮に自分だとして、24本入りの色鉛筆全体はこの世界全体とする。
普通考えたならば、自分は24分の1でしかない。
けれど、一方で、自分一本かけたら「24本入りの色鉛筆」という世界は成り立たない。
たった1本だけれども、世界全体の根っこをある意味支えているということもいえる。
また、逆には、24本全体が1本の存在を根元から支えているという場面もある。
自分がいなくなったとしても、世界が何も変わらないということはありえない。
また、自分のありようは世界から支えられてもいる。
そんな考え方もあるように思うのですが。
どう思われるでしょうか?
2004年10月15日金曜日
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