さて、ところで・・・
お坊さんというのは確かに、世間の感覚では「レア」な人らしい。
一方で、日本で「お寺」の数というのは、「コンビニ」の倍近くあるという話もある。そう考えると、コンビニの店長の倍近い数、お寺の住職さんというのはいるはずだ。
そう考えると、単に数からして珍しい職業というわけではない。
なにがめずらしいか。
「出世間」という言葉もあるけれど、やっぱり「俗」とは違う人にいるという感覚がお坊さんをお坊さんたらしめているんだろう。
そう考えると、僧侶はやっぱり「僧侶なんだ」という矜持をたもたないといけない。プライドといえばヘンだけど、そういうもんがいるんじゃないか。
日本には、僧侶を僧侶たらしめる「戒律」は特にないというのも、やはり変な話だ。
「非僧非俗」という言葉があるといわれるかもしれないが、
「僧」でないが、「俗」でもないのだ。
う~ん。アタマイタイ
2004年10月13日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
「宗教」・「カルト」を扱う講義をするので
今日の龍谷大学文学部で担当している「伝道学特殊講義」(学部3・4回生対象)は、講義で指定しているテキスト 『基礎ゼミ宗教学(第2版)』 。今回は、第9章の「カルト問題」にどう向き合うか?―カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール」を扱う予定。 数年前に大阪大学が、大学としてのカ...
-
非常勤講師としてお世話になっている相愛大学で、以下の講演会があります。 第一回のゲストスピーカーとして、登壇させていただくことになりました。 (添え物なので、ちょろっとです。) ご期待にそえるかどうかわかりませんが、 お寺での活動や、宮崎先生がお話しされたことなどから、対談をさせ...
-
◎ 答えずらい質問 よく聞かれる質問に、「お布施はどれほどしたらいいですか?」と聞かれる。 この質問に具体的にこたえられるお寺・僧侶もいらっしゃる。あるいは、ホームページ等に明示的に書かれていることもある。 しかし、正直言って、なかなか具体的にどれだけしてくださいとは答え...
-
業界に詳しい知人と話していたこと。 テレビCMなどでバンバンと流れている、さるグループ・系列の葬儀会社の実情がとてもひどいという話が流れてくる。 具体的にはかけないが、内容がひどい、高額請求がひどい、うたい文句と実情がかけはなれている・・・など枚挙にいとまがない。 一...
0 件のコメント:
コメントを投稿