★シンポジウム(symposium)
ギリシャ語のsymposionが語源で"酒宴"の意味です。syn-は「一緒に」posisは「飲む」の意味です。
プラトンの有名な「饗宴」は原題がSymposionです。
まず食事が出ます。これをクッションに横になり手で食べます。(フォークの発明は13世紀です。)
食事がすむとブドウ酒が出て竪琴などが奏でられ、そして高尚な哲学の話題が展開されたようです。
出典(http://melma.com/mag/52/m00011552/a00000146.html)
よく「大学者」といわれる大きな業績を残した先生方も言われることだけれど、
学問のヒントというのは机の前に向かって勉強しているときよりも、
お風呂に入ってリラックスしていたり、宴会の席でだれかから言われた何気ないことばにヒントを得ることのほうが非常に大きい、ということがある。
それは、それまで自分が見ていた方向と違う方向から光が照らされて、思っても見なかった
新しい発見が与えられるという事態が起こるからだろう。
だれかは、「それはそのことを彼が常に考えているからおこりうるのだ」と
、絶えず自分が抱えている問題が頭の片隅にでも常に存在し続けているから起こりうるという。
いずれにせよ、他なるものの刺激が自分を未知な領域につれてっていってくれる大きな鍵であることはまちがいない。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////
いまある自分は、すべてだれかからのおかげで、ここに立っている。
2004年10月8日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
「宗教」・「カルト」を扱う講義をするので
今日の龍谷大学文学部で担当している「伝道学特殊講義」(学部3・4回生対象)は、講義で指定しているテキスト 『基礎ゼミ宗教学(第2版)』 。今回は、第9章の「カルト問題」にどう向き合うか?―カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール」を扱う予定。 数年前に大阪大学が、大学としてのカ...
-
非常勤講師としてお世話になっている相愛大学で、以下の講演会があります。 第一回のゲストスピーカーとして、登壇させていただくことになりました。 (添え物なので、ちょろっとです。) ご期待にそえるかどうかわかりませんが、 お寺での活動や、宮崎先生がお話しされたことなどから、対談をさせ...
-
◎ 答えずらい質問 よく聞かれる質問に、「お布施はどれほどしたらいいですか?」と聞かれる。 この質問に具体的にこたえられるお寺・僧侶もいらっしゃる。あるいは、ホームページ等に明示的に書かれていることもある。 しかし、正直言って、なかなか具体的にどれだけしてくださいとは答え...
-
業界に詳しい知人と話していたこと。 テレビCMなどでバンバンと流れている、さるグループ・系列の葬儀会社の実情がとてもひどいという話が流れてくる。 具体的にはかけないが、内容がひどい、高額請求がひどい、うたい文句と実情がかけはなれている・・・など枚挙にいとまがない。 一...
0 件のコメント:
コメントを投稿