今年度担当した講義のテスト。
試験監督をしながら、問題を解く学生さんたちの姿を見ていて、「テストの時間も濃密だなぁ」などと、時間の濃淡について、昨日に引き続いて思いをはせる。
テストの一時間は単なる一時間ではなくて、それまでの努力・準備が一気に放出される極めて質の高い時間だ。大勢の人間が無言で一枚の紙に、一本のペンで向き合い、その単純な二つの道具に自分の持てるものを表現しようとしている。
密度のある時間というのは、その時間を成り立たせる背後に厖大な努力とか苦労を積み重ねた時間が存在している。どれだけの努力や意識が費やされたかが大きく関わっているのだろう。
そしてその時間は、放出されて終わりではなく、また次に訪れる密度の濃い時間を支える時間になるんだろう。
2009年1月23日金曜日
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ん~まさにkegonですね。
返信削除kegonですか~。(あんまり考えてなかったです 汗)
返信削除濃い時間を、自覚的に過ごすことができるのは幸せなことではないのかなと思ったのでした。
水曜日、私もテストです。
返信削除100人分の採点が恐ろしい・・・。
一枚の答案3分かけたとして
単純計算で5時間(>_<)