寺島実郎『世界を知る力』
寺島実郎『世界を知る力』 (PHP新書)
昨日、東京からの帰りの新幹線で読もうと、東京の本屋で購入。
ちょっと前に読み始めていた『知の現場』
なんとなく読み始めてみたののの、内容のおもしろさに、3時間の新幹線移動の間読みつづけられ、お陰で退屈することなく、充実した新幹線タイムを過ごす。
読むだけで、世界のありかたがこれまでの見方と違って見えてくる。
歴史の裏に隠されていた、知らない事実がたくさん紹介されている。
興味深かったのは、ペリーの来航より150年も前から、ロシアが日本を意識し、日本語学校を設立していたこと。そして、日本もロシアの日本への関心を十分に警戒して、「北海道開拓」に乗り出していたとのこと。
日本は江戸時代、鎖国して閉じていたのではなく、むしろ十分に国際社会の中で自らの位置や大陸からのまなざしを理解したうえで、政策等のふるまいをおこなっていたことになる。
また、僕らが世界中のことを「知っている」つもりでいるが、その情報源であるメディアの情報収集能力が日本は他国に比べて、1桁どころか2桁以上の差をもっていること、真に「情報」を得るということの意味も考え直させられた。
ボクにとっては、文句なく「読んでよかった本」リスト行きの一冊。
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