2022年9月19日月曜日

9月15日(木)後期の大学講義がはじまりはじめる

 9月15日(木)。

 午前、月参り。お昼過ぎから、ご葬儀のお勤め。
 葬儀から戻ると、仏壇屋さんのHさんが、継職法要に際して注文した「幕」の校正をもって訪問。打ち合わせを行い、移動。
 

 16:40~相愛大学で講義。「真宗伝道演習」。2020年から担当し、3年目の講義。
 設定自体は、本願寺派の僧侶資格に関する講義として設定されているが、これまでの実績としては、留学生や他専攻の学生さんが多く、基礎的・基本的な内容を扱う形でやってきた。特徴的なところは、「講義」ではなく、演習の名に添えるように「対話型」で進めることを基本にしてきたところ。

 今年度はどうか。5名が登録し、5名全員出席してくれていた。第一回目は、自己紹介とオリエンテーションがメイン。受講生のみなさんの話を聞いてみると、お寺出身で、僧侶という進路を志望している学生さんは1名。それ以外の4名は、日本文学やサブカルチャー専攻の学生さんで、1~2年時の必修の講義で中平の講義をうけて選択してくれたという学生さんも。(これは講義担当者としてはうれしい話)

 受講生の構成や関心―いわゆる座組もわかったので、また来週以降どういうふうに講義を進めていくか考えよう。(それも楽しみ)。

 講義終了後、相愛大学のS先生にご挨拶。ご著書もいただいており、おくればせながら、そのお礼を申し上げる。

 そのあと、伝道院に移動。木曜夜に実施される「夜座」(https://sites.google.com/view/dendoin-yoruza)にお参り。この日20名以上のお参り。ちゃんとした法座であり、かつ伝道院生のみなさんの濃密な実習時間にもなっているというのがありがたい。

 法座なので、この夜は「お供え」を持参した。
 「ほとけさまにお供えされたものを頂戴する」ことを改めて思いを向けてみたいと思った。(僧侶に向けられたものではなく、仏法に、仏さまに向けられたものを頂戴しているというところに、変えがたいありがたさがあるようにあらためておもった)

 夜座の後、帰宅。
 あれこれあった一日が終わる。インプットがあまりできずに、目の前の予定を何とかこなす日が続く。これはなんとかしたい。


 

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