2022年9月6日火曜日

9月5日(月)NPO法人ReBitの中島さんが来訪

 9月5日月曜日。晴れ。
 午前中はお参り。月参りの他、お別れのおつとめ。
 先日電話をいただいて、初めてお参りするおうち。 亡くなられたあと、検査でコロナ陽性が判明したため、ご葬儀ができずにいて、本日おつとめさせていただくことになった。
 ご自宅で、お骨が安置された祭壇を前に、ご葬儀に近い形でおつとめさせていただいた。

 おつとめのあと、白骨の御文章を拝読し、すこし御法話。その後、おうちの方とお話をする。コロナで本来すべきはずとおもっていたご葬儀ができなかったことの思いや、こうやって改めておつとめできたことの安心感、それから故人に対する思いやみとりのことなどをお伺いする。
 
 いろいろなお気持ちをうかがえたこと。ご葬儀に大きな意味を見出してくださったおかげで、ご家族にも納得いただける、いい形のおつとめをご一緒にさせていただけたのではないかと思えるような時間だった。

◎中島さんの来訪

 午後、面会の約束をしていた NPO法人ReBit(https://rebitlgbt.org/)の中島潤さんが西正寺に来訪。
 
 

 以前より、親しくさせていただいている尼崎出身で、東京のH大学で教員をされているI.Nさんの紹介で、関西出張に来られるタイミングでお目にかかることに。

 ReBitさんの活動は、以前からお耳にしていたし、教材も買わせて頂いたりしたこともあった。改めて今回最近の活動や課題についてお話や、いろいろな雑談をさせていただいた。

 西正寺でしばらくお話した後、市内某所へご案内する。



 ReBitさんでは、現在無料でオンラインの「LGBTQ+キャリア相談」を一対一で受けられる機会を設定されているという。
 詳細は以下のサイトで。

 お話をさせていただいていると、感じることはビジネスやサービスとして、こういうコンテンツを出しているというよりも、相談や支援の活動中で感じたスキマやこぼれ落ちてしまっている人はいないかと、目配りしたさきに、あるいは相談を受け付ける中で聞こえた声に丁寧に向き合っていく中で、必要なこと、不足していることを手当てしていくうえで、広がってきている活動のように思われた。
 
 お土産にいただいたものが、このSHIBUYAクッキー。


 包装の裏に書いてあるのだが、用いられているフォントは障がいのある方が作ったもので、それを用いて収入になるような仕組みを作られているという。 まさかフォントにそういう可能性があるとは!という驚きとともに、いい仕組みだなぁと感心した次第。



渋谷のハチ公のクッキーが8個入り(大き目)ということで洒落が効いている。







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