2007年1月6日土曜日

初法座

西正寺「平成一九年初法座」を勤めました。



雨ということで、出にくい中お参りにきてくださる方々。頭が下がる。



 とりあえず、今回は、下の三冊からインスパイアされたことをお話したのです。、もちろん平易に心がけて・・・。





宮田登著『冠婚葬祭』(岩波新書)

釈徹宗・内田樹著『いきなりはじめる浄土真宗』

釈徹宗・内田樹著『はじめたばかりの浄土真宗』



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 宮田登著『冠婚葬祭』(岩波新書)によると、お歳暮もお年玉も祭礼に関わるものであったらしい。



 本来生活のいたるところにあった宗教行事が人間のみの世界で完結していくことは、いい面もあるかもしれないが、やはり生活がどこかしらドライな味気ないものになっていく原因ではないかと思う。



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 釈徹宗・内田樹著『いきなりはじめる浄土真宗』の中で、宗教について、一見無関係な二つの事柄をつなげる物語をもつことというような意(記憶をたよりにかいています)で指摘されていたことは、とても示唆的。



 気をつけてみると、宗教的な物語は、われわれの身の回りに満ち満ちている。

 それは、悪しき迷信である場合もあり、一方では、心の豊かさを担保するものでもあるのだ。



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