8月11日木曜日、快晴・暑い日。
この時期の恒例だけれど、衣から肌が露出しているところが他とくらべて、一段と日焼けしている。手首のごく部分(手袋と衣の袖のあいだ)と、襟元のV字部分(衣の襟ぐち)。
この日もこの日とて、いつもの月参りに加えてお盆のお参り数軒。
お盆参り一軒が、昔よく注文したお肉等を配達してくれたお肉屋さんのおうち。そのお肉屋さんがあった市場もなくなり、近くに軒を並べていた個人商店もほとんどが閉店してしまっている。子どもの頃は、お肉屋さんはあそこのお店、お魚屋さんはあそこのお店と、それぞれのお店で足を運んで買うものだった。むかしながらのお肉屋さん、お魚屋さんのお仕事と生活の混然一体となった雰囲気が懐かしく思い出している。昔は、「職住一体」があたりまえの仕事の仕方だったものが、職住の分離、さらにはその物理的・心理的距離も大きくなっているのだろうなぁと思う。
(※書いていてふと思ったこと。お寺のそういう「職住混然一体となった空気」もいずれ失われてしまう時代が来るのだろうか。生活から分断された、純然たる職業的な空気をもったお寺・僧侶の方が、当たり前になる時代もきてしまうのだろうか、などと考えたり…。)
園田地域のお参りでは、前日届けられた『南部再生』の記事が早速話題のネタに。
園田にはなぜ、東園田町しかないのか?でひと盛り上がり。
お寺の本堂にお越しになって初盆をおつとめくださるおうち、お盆にあわせて納骨のおつとめをされるおうち(市営墓地)、それぞれのお盆のおつとめお参りさせていただく。
市営墓地では、お盆の時期ということで、駐車場が満車ちかくになるほどお参りに人が足を運ばれていた。ひとそれぞれ、おうちによってそれぞれのお盆の過ごし方、故人との向き合い方、仏事の営みがあるのだろう。
午後になって、お寺に戻る。
午後からは、お寺の事務仕事、諸連絡。1件めずらしい「人探しをしている」という電話の問いあわせなど。
夕刻、すこし散歩。一日が早い。
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