8月8日月曜日。尼崎は快晴で暑い。定番のあいさつが「こんにちは、暑いですねー」だ。
SNSのタイムラインを埋めようとするサマセミの投稿は一日たっても続いている。
朝、家事して、お参り。月参り、お盆参り、法事のお参り。来週あたりにかけて、徐々に「お盆のおまいり」のピークがやってくる。(あまり)お待たせせずにお参りにお伺いするために、細やかなスケジュールと調整が必要になってくる時期。
12:00 法事(四十九日法要)のおつとめ。すこし珍しく、伊丹市のホテルを会場にした法事のおつとめ。ホテルの前には、甲子園出場校2校の宿泊先である表示。ふむふむ。こちらにご宿泊なのですね。がんばってください。
14:00過ぎ、いったんのお参りを終えてお寺に戻る。あまさきさん(スタッフ)と、8月・9月の行事のうちあわや、事務作業。
19:00、お通夜のおつとめに行き、帰宅後、明日の葬儀の準備をして、終了。
(その後は、家事等)
◎
今日のお通夜や49日法要等、お別れに関わるおつとめや、それからあまり時間がたっていない法要では、いつもなにができるのだろうか、と思いながらそこにいる。(これは結構なお坊さんが感じているのではないだろうか)
僕自身は、できうる限り丁寧におつとめをすること、お気持ちに添えるようなお話ができること、無理のない「会話」が法要前後にできること等といったことを心掛けたりはしている。
ただ、今日もいくつかのお参り、おつとめでそうだったように、おつとめのなかに涙されたり、「やっぱり思い出しちゃってだめですね」といった言葉をいただくと、不用意に「悲しみ」を膨らませたりしていなかったかと、反省・振り返りをすることともないわけではない。(今日の場合は決してそうではないと思っているのだけれど)
「儀式」をなすことの意味や、お坊さんとしてその場その場で、一つ一つのおつとめでお話すること、ということについては、ずっと考えていくのだろうと思う。ただ、お盆という時期は、お参りのみなさんが仏事によりいっそう心が向いていく時期でもあるので、センシティブで、敏感にならざるを得ない時期でもあるように思う。
ただ、それに比例する形で、お寺・お坊さん側のスケジュールは過密化していきがちなので、きめ細やかな対応が、求められるときに限ってしにくい、というジレンマにも陥いるのかもしれない。
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